太らないカラダ15体重のセットポイント:断続的断食


こちらの本より
気になるところを紹介しています。
大事なことのシェアをして
直感的食事に基づいて解説しています。

体重のセットポイントとは何か

手を変え、品を変え
次々と新しいダイエットが流行るのは
ダイエット成功者が
ほとんどいないということの証明です。

ある方法で
始めるとすぐに
一時的には減量が成功します。
ここでダイエット成功かと思いきや
いつもの食生活に戻すと
あっという間にリバウンド。

またはダイエットを続けていても
停滞期にぶつかり挫折したりします。
ほとんどのダイエッターが
経験していることです。

体重を減らしてキープするのって難しい。
しかし、それと同時に
体重を増やしてキープするのも難しいのです。
体重を減らすことに夢中になっているため
気づかないのです。
体重を増やさなければいけない
スポーツ選手などではない限り
体重を増やすことが難しいとは気づかないのです。

ホメオスタシス

減量しているのに
体重が増えてしまうのは
体重を減らす努力をしているから
体はもとに戻ろうとして
減量ダイエットをすればするほどに
体の仕組みが
体重を増やそうとしてしまうのです。

カロリーインとカロリーアウトとは関係なく
ホメオスタシスが働いています。
ある一定の体重を保とうとしています。
増えれば、減らそうとするし
減れば、増やそうとするのです。
それが、体重のセットポイントです。

ホルモンと体重の増減

ホルモンは、
食欲などの多くの体のシステムや
プロセスを調節する
化学メッセンジャーです。

例えば
ある人の体重のセットポイントが
55キロだとしましょう。
何かの減量ダイエット方法で
50キロになりました。
体重のセットポイントが55キロのままですと
体はそこに、戻ろうとします。

体の中の仕組みが働きます。
ホルモン(グレリン)により食欲増進したり
代謝が落ちて、脂肪を燃やさずに
体重増加につながっていきます。

体重のセットポイントが55キロのまま
ある時食べ過ぎて57キロになったとしても
体の中の仕組みが働き、今度は
逆のことが起こります。
ホルモン(レプチン)により食欲がなくなったり
体重が減りはじめ、元に戻ろうとします。

人はロボットではないので
普通に適量、毎日食べていても
体重の増減はあります。
減量ダイエットをしていると
1キロ増えた、2キロ減った
また増えた、減ったと
一日一日、大きな増減があるかもしれません。

55キロセットポイント体重の人が
あるダイエット方法で50キロになりました。
ある日、49キロになりました。
ダイエッターは
最低値の体重を
自分の体重だと信じたくて
それをもとに増えた減ったと
常にやりがちです。
自分の中では、49キロがセットポイントで
それを基準にしてしまっているのです。


体重のセットポイントを下げる

しかし、もともとの
自分のセットポイントが
55キロであれば
体重がそこへ戻ろうとします。
減量ダイエットのような
意識的なカロリーインや
意識的なカロリーアウトでは
うまくいかないのです。

そこで
その体重のセットポイントを
下げる必要があります。
それと関わっているのが
インスリンなのです。
そのため
インスリンレベルを低くするために
お勧めしているのが
断続的断食なのです。



翻訳本もあります。








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