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飲酒タイプ8-3The Reward:報酬タイプ

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飲酒タイプ8つの原型 1The Connector:絆タイプ 2The Upgrade:向上タイプ 3The Reward:報酬タイプ 4The Escape:逃避タイプ 5The Mask:仮面タイプ 6The Hourglass : 砂時計タイプ 7The Release:解放タイプ 8The Remedy:治療タイプ この考え方は禁酒コーチの Rachel Hartさんからのものです。 Take a Break with Rachel Hart rachelhart.com 報酬タイプの特徴 今日の一日頑張った自分へのご褒美 何かのタスクを完了させたご褒美 試験に合格した 家事を頑張った 自分が決めたことを努力して達成した 今日、やるべきことをやった など、自分が、頑張ったことに対する 報酬、ご褒美として お酒を飲みます。 そして、例えば、面倒なこと 大変なこと、ハードなこと、難しいことなど 「これをやれば、お酒が飲める」 というように考えがちです。 自分の楽しみよりも やらなければいけないことを優先して その結果として 一時的なほんの小さな楽しみとして お酒を飲むのです。 頑張り屋さんに多い 報酬の原型に共感する人達は、 頑張りすぎている、燃え尽き症候群であったり または休息を必要としている人が多いのです。 実は休むのが苦手なのかもしれません。 燃え尽きるまで 頑張ってしまうタイプです。 そして、その報酬としてお酒を使います。 しかし、過度に頑張った体に お酒は本当の意味では毒なのです。 さらに疲弊させてしまいます。 ところが、頑張れば頑張るほどに 報酬を求め、お酒の量も増えていきます。 頑張りすぎて疲れた体に 本当に必要なのは睡眠です。 アルコールはそれを妨害します。 頑張りすぎて疲れた体に さらに負担を与えてしまうのが アルコールなのです。 やらなければいけないタスクがあるほどに お酒の量も増えていきます。 そして、報酬の役割としてのお酒を 飲んだとしても、 自分が思ったような報酬を 受け取れないような気がして お酒の量もどんどんと増えていくのです。 やるべきことが 自分の出来る範囲を超えて、多すぎる場合 それは本当に やらなければいけないタスクなのかどうか 自分に問いかける必要があります。 頑張り屋さんは やれば出来ると思い込んでいるため タスクを軽く

飲酒タイプ原型8-2向上タイプThe Upgrade

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意志の力で禁酒はできない:知るべき自分の飲酒タイプ 飲酒タイプには8つの原型があります。 少しずつ、自分に関連性はありますが だいたいの場合は 8つの原型のうち、2つの原型が 自分の中で、優位に働いています。 自分の状況や 生活スタイルが変われば 優位に働く原型が変わる場合もあります。 自分の飲酒タイプを知ることによって 禁酒が簡単にできる可能性があります。 健康の為というだけでは 禁酒のモチベーションアップには 不十分なのです。 長期的に禁酒、または節酒 をすることを目標にする場合は 自分とお酒の関係を深く 探ってみることが必要です。 今日はアップグレイドタイプについて 掘り下げていきます。 この考え方は禁酒コーチの Rachel Hartさんに基づいています。 The Upgrade:向上タイプの特徴 アルコールはあなたの気分を高揚させる。 あなたが何をしているとしても 気分が高揚するためのものがアルコールである。 そのように、脳が関連付けている。 例えば 豪華な食事、お祝い、ビーチ、 リラックスできる休暇、素敵な夕日、夜景など、 それらを特別なものにしようとお酒を使う。 お酒を使うことで、すべてが少し良くなると感じる。 可能な限り、自分にとって最高の経験を求める。 Examples:例 例としては次のものが挙げられます。 アルコールは、食事を準備したり、調理したり、 楽しんだりするときに、非常に重要で、不可欠なものとなる。 自分にとって、より好む飲み物について、 歴史や地域など、調べて学ぶのが楽しい。 飲酒味わうことと人生のより素晴らしいものを 味わうことを結びつける。 最高の、最も希少な、 または最も高価なアルコールを探して味わいたい気持ちがある。 ミクソロジスト(mixologist) 愛好家(aficionado) 鑑定家(connoisseur)であるという アイデンティティを受け入れる。 何を注文するかを仲間、テーブルに アドバイスできることが、喜びとなる。 地元の名物料理を味わうことと それとともに、お酒を味わうことが 旅行において重要なことだと感じる。 アルコールを「良い人生」の一部として見る。 mixologist:ミクソロジスト 野菜や果物、ハーブなどを使ってカクテルを作る人。 10年ほど前からロンドンで使われ始めた言葉で、 一般的なバーテン

飲酒タイプ原型8-1絆タイプThe Connector

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The Connector 絆タイプの特徴 人との結びつきや 感情的な絆を作るということ。 そのこととアルコールを 脳が関連付けている。 飲酒は 友人、家族、恋人と 共有するアクティビティ。 飲酒は グループのエネルギーを、 より簡単に、より楽しくする。  Examples:例  皆で、飲み物を決めたり、ボトルをシェアして飲む。 仕事の後に友達と集まって飲む。 ブランチを人と楽しんで飲む。 仲間と連れだって飲む。 スポーツイベントを観戦しながら皆で飲む。 スポーツ仲間と運動の後に飲む。 飲酒を中心に集まりが行われる家族親戚の中にいる。 地元の飲み屋などの「常連」になっている。 お酒がいつもそこにある何かのコミュニティの一員である。 THE MINDSET TRAP マインドセットの罠 絆タイプが禁酒しようとしているときに、かかりやすい心の罠とは 「簡単にお酒を断ることが出来るといいのに」という思いがある。 お酒を飲まないことが、人とのつながりをブロックするような恐れを感じる。  他の人のお酒が、くさびwedge(間に割って入るもの、不和を引き起こすもの)になっていく。 WHY ABSTAINING IS TRICKY お酒から離れることが難しい理由 お酒に対してノーと言うと そのことを説明しなければならない。 何を言えばいいのか、 適切な言い訳を見つけられるか そのことで人を失望させてしまわないか、 などを心配する。 言い訳を考えたり話したりする そのことが、もう面倒になってくる。 ノーと言わずに 一杯だけ飲んだほうが わずらわしさから解放される。 禁酒したいが お酒の誘いにノーという時の わずらわしさ、自分の思い、人の思いを考えすぎる。 WHY RULES DON'T WORK 禁酒がうまくいかない理由 飲酒がグループ活動である場合、 他の人の選択が 自分の選択に影響を与える可能性がある。 場合によっては、 雰囲気を壊さないようにしようとしてしまい、 自分の禁酒の約束を守ることが難しくなってしまう。 (お菓子や、食べ物でもそういうプレッシャーはある) COMMON OBSTACLES TO CHANGE 禁酒変化を妨げる一般的な障害 「飲んでいないのにボトルを開けても意味がない、飲まないなんて、つまんない」と誰かが言うのがとても嫌な感じだ。飲まなきゃいけな

ソーバーキュリアス4:杉田敏の現代ビジネス英語

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  「杉田敏の現代ビジネス英語」のレッスン1が ソーバーキュリアスライフスタイルなので 簡単な英語のセリフと、ソーバーキュリアスについて 取り上げたいと思います。 セリフの説明 If you really want to have a glass of wine, 本当にワインを飲みたいなら have a glass of wine. 飲めばいいのです。 but pay attention to sensations and cravings. それでも、 自分の感覚と欲求に じゅうぶんに、注意を払ってみてください。 sensation:感覚・知覚 craving:強い欲求 How does the wine taste? ワインの味はどうなのか。 How do you feel the next day? 次の日の気分はどうなのか。 ひとくち、ひとくち、 味わってみること。 お酒を飲んでいる自分の気分に 興味を傾けていくのです。 それをくりかえし 練習のようにやっていくと 適量飲酒になっていきますし あるいは、お酒を飲む機会が 減っていく可能性があります。 お酒の問題 お酒を飲むことには 何も問題がないのです。 お酒は嗜好品ですし 現代社会で いま日本では お酒を飲む自由はあります。 そして飲まない自由もあります。 問題が何かというと 肉体的に悪影響がある場合。 精神的に悪影響がある場合。 自分が、実際にどう感じるかが 問題になってくるのです。 これは、食べ物の問題と同様です。 特にアレルギーではない限り 食べものの問題も結局のところ 肉体的に悪影響がある場合と 精神的に悪影響がある場合のみ 問題になっていくのです。 自分が実際にどう感じるかということ。 それを自分なりに、 改良していけばいいだけの話なのです。 ランキング参加中! ぽちっと応援お願いします。 お酒が飲みたい気分にならずに 禁酒生活が続いています。 いつまで続くか謎ですが 今のところは、いい感じ。 このまま続けていけたらいいな。 にほんブログ村

ソーバーキュリアス3:杉田敏の現代ビジネス英語

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杉田敏の現代ビジネス英語2024春号 'Sober Curious' Lifestyleより セリフを紹介しながら ソーバーキュリアス・禁酒について 述べたいと思います。 ブランコのセリフ People interested in cutting back お酒を控えたい人達は remove alcohol from their lives for an extended period,  長期間、禁酒生活をします。 typically starting in January, as I did. 私もしたのですが、だいたいは1月に始めます。 Dry January お酒の機会の多い年末の後に、つまり1月に、禁酒をする、またはお酒を控えること。 Drynuary という造語もあります。 言葉ってどんどん、作られたり、変わっていきますね。 That hiatus was an opportunity for reflection . その禁酒期間は、よく考えるいい機会でした。 hiatus: 中断・禁止 ハイエィタス reflection: 熟考すること。内省すること。よく考える事。 I asked myself about the role alcohol plays in my life お酒が自分の人生にとって、どんな役割なのかを自問しました。 and certain moments throughout my daily routine. 私の日常生活の中での特定のひと時において(どんな役割なのか) What do I like and dislike about drinking? お酒を飲むことの何が好きで、何が嫌いなのか。 アルコールと自分の関係 もし、禁酒したいとか、お酒を控えたいとか思うのであれば アルコールと自分の関係を振り返ることは とても大事です。 意志の力で、禁酒はできないからです。 短期間なら、できますが、 これから先の自分の一生の人生において 長期間に、意志の力で禁酒することが難しいのです。 自分とお酒の関係を知ることがとても大事です。 What do I like and dislike about drinking? お酒を飲むことの何が好きで、何が嫌いなのか。 これを、自分で、自分に聞いて 深く考えることが大切です

ソーバーキュリアス2:杉田敏の現代ビジネス英語

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  「杉田敏の現代ビジネス英語」は 英語のテキストを超えていて 内容がとても素晴らしいので セリフと共に、紹介したいと思います。 'Sober Curious' lifestyle(2)から オーロックリアのセリフ It's important not to take booze for granted. お酒を飲むことを当たり前だと思わないことが重要です。 何の気もなく、普通に何となく飲むというようなこと なんとなく、当たり前に、 お酒を手にしているというようなことに 疑問を投げかけてみるということかな。 take for granted: 当たり前に思う   If we're going to drink, もし、お酒を飲むなら we should make it a conscious, deliberate choice. 意識的にそして、よく考えたうえでの選択にするべきでしょう。 deliberate choice: 熟慮の上での選択・慎重な選択 Think about whether alcohol adds value to our life. アルコールが私たちの生活の価値を高めるかどうかを考えるのです。 アメリカのドラマなどを見ていても お酒のシーンがとても多いです。 楽しい雰囲気を演出しています。 でも、集まりのある所に いつもお酒があって、何気なく飲んでいるのは 普通のことかしら?疑問を持ってみることが 大事なのかもしれません。 ブランコのセリフ Ask yourself about the role alcohol plays in your daily routine, アルコールが自分の日課に与える役割を考えてみるのです。 and find other ways to fill those gaps. そして、そのギャップを埋める他の方法を見つけるのです。 Reflect on how much you drink and why.  自分のお酒の量と、なぜ自分がお酒を飲むのかをよく考えてみるのです。 Reflect on:ふりかえる、よく考える Is to for socializing? 人付き合いのためでしょうか? To unwind? 緊張をほぐすためでしょうか? Consider よく考えてみまし

ソーバーキュリアス1:杉田敏の現代ビジネス英語

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杉田敏の現代ビジネス英語2024春号 春号を購入しました。 杉田敏さんのテキストは 内容が興味深いのでなるべく買っています。 ちょうどソーバーキュリアスが レッスン1のテーマでした。 英語と共に 内容を考えていきたいと思います。 (1)のタヤニータさんとブランコさんのセリフが ソーバーキュリアスをあらわしています。 タニヤータのセリフ Sober curious is this lifestyle ソーバーキュリアスとは、ライフスタイルです。 where you either (このような、というように後に続きます。 二つの例をだしているので eitherとorで繋げています。) cut back on alclhol アルコールを減らしたり cut back on:減らす or  ditch it entirely,  または断酒したりすることです。 ditch:やめる、捨てる(口語) driven by curiousity about the sober life. シラフの生活への好奇心が湧き起こって driven by:推進、促進、駆り立てられる まとめ シラフ生活への興味が湧き起こって お酒を減らしたり、または断酒したりしている ライフスタイルのことを ソーバーキュリアスと言います。 ブランコのセリフ Yeah, being sober curious means ソーバーキュリアスというのは questioning every impulse to imbibe, お酒を飲みたいというあらゆる衝動に疑問を持ってみることです。 imbibeはお酒を飲むという意味なので(吸収する) impulse to imbibe: お酒を飲みたい衝動 instead of seeing alcohol as a routine or a crutch . お酒をルーティン化したり、心の支えにしたりしないということです。 crutch は松葉づえのことですが、精神的な支えという意味もあります。 Reevaluating our drinking habits 自分の飲酒生活の習慣を見直すことなのです。 for mental or physical health. 心と体の健康の為に。 まとめ お酒を飲みたいと思う自分の衝動に対して 興味を持っていく。 お酒を飲むと

飲酒否定と誤解2

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お酒をやめたり、控えたりしたいと 考えているというのに お酒がやめられなかったり より多くのお酒を飲み続け そこから抜けられなくなってしまう。 そして、問題は その事実を 受入れることができないということです。 実際に起こっていること、 事実だけを受け入れれば、 すべてが良くなるでしょう。    お酒をやめるべきだ お酒を控えるべきだ という考え方と 飲み続ける自分のあいだで ジレンマに陥ってしまいます。 飲酒問題が 自分にあることを認めることができない。 現実を否定して それを受入れることができない状態です。 この状態の 心の中で起きていることが毒となります。 そして、自分に問いかけ続ける。 How do I get out of denial?  どうすれば現実否定から抜け出せる? How do I stop lying to myself? 自分に嘘をつくのをやめるにはどうしたらいい? You’re not in denial and you’re not lying to yourself.  現実否定しているわけではない。 自分に嘘をついているわけではない。 You just haven’t been given the how.  あなたにはその方法が与えられていないだけです。  You haven’t been told  まだ何も知らないのです。 how to actually go about creating change.  実際に変化を起こす方法については If you want to change your relationship with alcohol, アルコールとの関係を変えたいなら、 you need more than just the knowledge of  知るだけでは不十分です。  what’s good for me and what’s healthy for me.  何が自分にとって良いのか、何が健康に良いのかを つまり、 お酒の害についての知識だとか 禁酒のメリットだとか 様々な知識を知るだけでは 禁酒は難しいものとなるということ。 お酒を飲むことでのデメリット。 お酒をやめることでのメリット。 それらの知識をもとに、禁酒をするのは ただの、意志の力をかりた、禁酒となるため 短期的に禁酒は可能でも 長期的に

飲酒否定と誤解1

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否定とそれにまつわる誤解 あなたの飲酒について 否定しているわけではありません。 お酒を飲むことについては 誰も否定しません。 しかし、飲酒否定という概念全体と それについて私たちがどのように話すか どのように思うのかが 有害だということです。 実際にあなたが今どれだけ飲んでいるかよりも 考え方の方が はるかに、有害です。 You're in denial. という決まり文句 現実を否定してそれを受けいられない状態にいる in denial とは 何か目の前を現実をわかっていながらも 自らそむけようとしている状態です。 他人から指摘を受けても、聞く耳を持とうとしない様子、 またその陥ってる悪い状態に気づいていない様子。 また、軽い自己暗示をして傷つかないように 否定(deny)しながら自分をごまかしている状態。 これは人々に深く入り込んでいる考え方です。 たとえば、飲みすぎたとき。 自分自身の声、 または人々の声が聞こえてきます。 「自分に飲酒問題があることを認めることができない」 「自分がアルコール依存症であることを認めたくない」 「自分のアルコール飲酒には問題がない」 私たちは、非常に根強い考えを持っています。 お酒の問題をかかえている人は 自分自身に嘘をついてしまいます。 真実を話すか、 自分の状況の現実を受け入れるか、 それしかなくなり、それが それはあまりにも苦痛だからなのです。 その苦しみから逃れるために、 ただ自分に嘘をつき続けるのです。   私たちは、一方では 誰かがどれだけ飲んでいるかという 真実が存在すると考えています。 その一方で、真実を無視したい、 目を背けたい、直視したくない という願望もあります。 飲みすぎているのに それについて 何もしていないあなたがいる。 「You are in denial:あなたは現実を否定している」 という表現で、とらえられてしまいます。 これは社会側の取り締まりのように見えます。 これが人を罠にはめるのです。 お酒を飲みすぎているという現実がある。 それが、心のトラブルになっている。 または、実際に、社会的に 自分のまわりの環境下において または自分自身の心の中において 問題になってき始めている。 白か黒か。 飲まない選択を迫られます。 自分自身によって。 自分のまわりの人たちによって。 禁酒コーチの