21ダイエットとホメオスタシス:万年ダイエッター卒業
1 食べる時
ダイエットのために
空腹を我慢したりして
時間で食べていませんか。
- 朝は食べない
- 1日1食
- オートファジー
などなど。
社会生活の中で
食事時間が取れないときは
しかたありません。
しかし
何かのダイエットルールの時間や
健康ルールの時間で
食べるのはやめるようにしましょう。
食事の時間は
コントロールすべきではありません。
体の声を聞きましょう。
空腹時が食べる時です。
2 排泄する時
お通じなど、考えてみてください。
これは普通にみんな、体の声を聞いてやっています。
我慢できないものです。
トイレに行きたい時の体の声は、
みなさん、自然に、体の声を聞いてやっているのです。
食べたものを出すときは、自然にやっています。
食べるものを入れるときも自然にやっていきましょう。
3 呼吸は自然にしている
呼吸を意志の力で、
完璧にコントロールすることは、
不可能です。
息をとめてみると、苦しくなって、
次に息を吸うときには
パニックの手前のように吸い込んでしまいます。
4 ホメオスタシス
ホメオスタシス(生体恒常性)とは、
身体の外から受ける環境や内部の変化にかかわらず
身体の状態(体温・血糖・免疫)を
一定に保つことを言います。
ホメオスタシスを維持することは
身体の呼吸・循環・排泄・食物摂取の機能が
正常でなければなりません。
生体が変化を拒み
一定の状態を維持しようとしています。
5 ダイエット停滞期とホメオスタシス
ホメオスタシスは
ダイエットの停滞期の原因にもなります。
ダイエットをして急激に体重が減ったり
食事制限でエネルギーや栄養が足りなくなったりすると
身体を飢餓状態から守るために
ホメオスタシス機能にスイッチが入ります。
すると、栄養の吸収が高まり
脂肪が蓄積されやすくなります。
さらに、身体全体ができるだけエネルギーを消費しない
省エネモードに切り替わるため
何をやっても体重が減らなくなってくるのです。
ダイエットそのものが
太りやすい体を作っているということになります。
ダイエット停滞期は
体重を減らすことではなく
増やさないことを目標としてみましょう。
身体の危機に際して、
ホメオスタシスがあなたにお知らせをしているのです。
無理をしないことです。
そんなにしてまで、減量する意味があるのかどうか
考えてみる機会ととらえてみましょう。
また、このホメオスタシスのおかげで、
少しくらい食べ過ぎても太らないとも言えるのです。
そのことにも目を向けましょう。
ご視聴ありがとうございます。