図解112:自分の境界線を守る



1 自分を守るーProtect Boundaries 

「boundary」とは「境界線」
人と人との間の、
常識的には越えてはいけない、
目に見えない線であると捉えます。

あなたの食べ物の境界線と
あなたの体の境界線を守ることが重要です。
誰かが何かを言ってきても
あなたは自分自身を守るのです。

友達、家族、あなたのまわりの人の声。
テレビやネットの情報の声。
それらがあなたの境界線を
何気なく、悪気もなく、越えてきます。

あなたはダイエットの途中かもしれません。
心地よく、過ごせるために
自分の食生活の癖と戦っている途中かもしれません。

最終的に
自由に食べて心地よく
自由に動いて心地よく
自分の心と体が軽く感じ
心地よい状態を目指しているのであれば
今自分がやっていることはプロセスの中の一部です。

様々なダイエット方法や
様々な栄養士の話や
様々な研究結果の示すもの
様々な情報から自分を守りましょう。

2  頭の中に残る情報も捨てる

あなたがダイエッターで
健康のことを考えて今までやってきたのなら
いろいろな情報が
あなたの頭の中に残っているはずです。

栄養の専門家や、
お医者さんの勧める食事方法。
科学的に証明されたと言われる食べ物の情報。
そういう情報をいったん捨てることです。

誰かにとって、良いことが
あなたにとって
良いことなのかはわかりません。

自分がやってきたことの中で
本当に良かった体験を思い出しましょう。
一時的に体重が減ったというようなことは
リバウンドとして考えてください。

美味しく食べて
体調が良かった時の体験だけ残し
他の情報はすべて手放しましょう。

3 自分の体の声を信じる

健康でいたいという気持ちがあるならば
あなたは、
あなた自身の体の声を信じて聞いて
食べたり、体を動かしたり
すればいいだけなのです。

自分の体の声を信じることを
まずは優先してみましょう。

好きなように食べていたから
太ってしまったというのは思い込みです。

お腹が空いてないのに食べたり
好きな物を食べ続けたり
満腹になってもやめなかったり
結局は、食べ過ぎていたから太ったのです。
それにともない、体もあまり動かしていなかったから
太ったのです。

食べ物を少なくしたり
運動を多くしたり
自分では健康の為と思って、
急激に真逆の方向に進むことを避けましょう。
過剰にやりすぎると、必ず反動が出てしまいます。

食べ過ぎていたのですから
ちょうどよく食べるようにします。
動かな過ぎていたのですから
ちょうどよく動くようにしていきます。
ちょうどよく心地よくが鍵です。
 


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