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127食べる時の無条件の許可

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1 減量目的の制限 脂肪、炭水化物、高カロリーの食品を避けようとしているかどうか これは明らかに減量を目的として、 体重を減らすことばかり考えているということ。 確かに、こういう食品のとりすぎは、良くないでしょう。 決まりを作り、行き過ぎた状態になるのが問題になっていきます。 2 好きな食べ物の制限 特定の食べ物を食べたいのに禁止しているかどうか 例えば、チョコレートが食べたい!と、ものすごく思っても、 絶対にたべないようにしているとか、そういうこと。 心と体を満たすような、楽しい食事形態にしていきましょう。 喜んで食べるからこそ、食べ物は栄養になっていきます。 3 食べものへの罪悪感 不健康だと思う食べ物を食べたときの罪悪感があるかどうか ジャンクフードや、デザートなど、 一般的に健康的ではないと言われているものを食べたときに、 罪悪感を感じたり、自分がダイエット失敗者のように感じたりする、 不快な感情が沸き起こるなど。 健康のための食事にこだわりすぎると、 いろんな食べ物を排除していきます。 買い物にもストレスがかかります。 人と一緒に何かを食べる時も、ストレスになっていきます。 4 良い食べ物と悪い食べ物 体に良い悪いの情報で食べ物を選んでいるかどうか 自分の中で、良い食べ物と悪い食べ物に分類し、 悪い食べ物は食べない。 オーガニックにこだわりすぎるとか、 添加物や農薬に、敏感になりすぎるなど。 良い食べもの、悪い食べ物と思っているのは、 思い込みもあるかもしれません。 科学的な情報も、常に変わっていきます。 5 体が求める食べ物 その時の自分が食べたいと思う食べ物を食べているかどうか 例えば、朝起きて、温かいものが食べたいなと感じてたとしても、 フルーツとヨーグルトを食べるなど。 その逆もあります。ひんやりしたものを食べたい飲みたいと感じても、 いつも温かいものを食べるなど。 体の声を聞かずに、 一般的な健康と言われる知恵によって食べたり、飲んだりしている。 6 決められた食事スタイル 「何を、いつ、どのように食べるか」という食事スタイルがあるかどうか 例えば、今はやりのオートファジーなど。 お腹が空いても、食べないなど、決まりに従って、食事スタイルを決めている。 様々なダイエット食事スタイル、 または、健康のための食事スタイルも含まれます。 規則の中で食べ

126感情的食事に対処する2

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1 人生の問題と感情的食事 感情的な食事は、特に、 さまざまな人生の問題がある時に起こります。 環境の変化や、小さな心の問題、 ほんの些細な変化でも起こりやすいのです。 食べ物と感情の関係は、奥が深いのです。 感情的な食事は、 あなたの今のライフスタイルが あまりにも多くの責任と義務で バランスを失いかけている時に起こります。 喜びとリラックスのための 時間が少なすぎる時に起こります。 食べ物を使って 一時的に、気分をあげてみたり 一時的に、問題から気をそらしたり 一時的に、何も感じないようにしてみたり。 食べ物は、非常に短い時間 ふける、逃げる、リラックスするために使われるのです。 2 感情的食事にもメリットはある この感情的食事の問題が マイナスの影響だけでなく メリットもあることがわかっている時には 後戻りできないほどの、 自己破壊的な行動のパターンに陥ることはありません。 今ある問題の解決や緩和のために 食べ物を使うのは、手っ取り早く、簡単なのです。 食べ物はいつも身近であり 好きな食べ物だったら 一時的ですが、簡単に、幸福感を 得られるかもしれません。 ご馳走を食べて、幸福感に浸るのは悪いことではありません。 3 感情的食事と気づき 感情的な食事をしていると 自分が気づいたなら それはサインなのです。 あなたの人生をふりかえり、 もっとバランスをとる方法を見つけるための サインなのです。 あなたの人生に、 何か正しくないことが起きているということを あなたへ知らせるためのサインなのです。 空腹でもないのに 感情的な様々な理由で何かを食べていること。 それに気づくことは幸運なのです。  4 食べ物以外の解決方法を探していく 食べ物によって幸せを得てもいいのです。 しかし、食べ物を感情的に使い、それに気づかずに、 常習化してしまうことが問題なのです。 食べもので、今ここにある、問題の解決にはなりません。 食べもの以外の方法を少しずつ探してみることです。 散歩をする ヨガをする お花を買う 瞑想する 好きな音楽を聴く マッサージをする ストレッチをする 腹式呼吸をする なんでもいいのです。 自分にとって心地よいことをしてみるのです。 簡単に食べ物に走るのをやめてみるのです。 お読みくださりありがとうございました。 kindle unlimitedならいつでも

125感情的食事に対処する1

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  1 感情的食事の常習化  感情的食事とは 人生で起こる様々な感情に対処する時に 食べ物で気を紛らわせることです。 確かに食べ物は 一時的にあなたを幸せにします。 それは悪いことではないのです。 しかし感情的食事は気づかずに 常習化していくのが問題なのです。 満腹の限界の一口まで食べ、 本当にこれ以上食べ物が肉体的には欲しくなくなっても 精神的には食べ物をまだ求めていて 非常にイライラしたりするのです。 食べている時だけ安心するというパターンに陥ってしまいます。 お腹がいっぱいで、これ以上食べると不快だとわかっています。 でも、食べ物を味わいたいのに、味わえないから不満なのです。 もっと味わいたいと思い、悲しくなっていくのです。 負の感情がわいた時に頼っている食べ物に 今はもう満腹で頼ることができない。 そのことにイラつき 腹立たしい気持ちになっていくのです。 2 感情的食事の引き金はダイエット 直感的食事を試すようになると 食べるということは エキサイティングではなくなっていきます。 つまり、食事制限をしているときの方が エキサイティングな食事だったのです。 食べなさ過ぎたり、食べ過ぎたり、 感情の揺れが、そうさせていたのです。 感情的食事の引き金はダイエットそのものなのです。 その感情の揺れをなくしていきます。 静かに、やさしく、対応していきます。 直感的に食べる人であるということを 少しずつ、感じていくのです。 3 感情的食事は奇妙な贈り物  感情的食事。 それは奇妙な贈り物のようなものです。 気づきの贈り物です。 直感的に食べることにトライしている中で 感情的な食事が起きた時 それは失敗ではありません。 食べ過ぎたり、食べなさ過ぎたりすることは ストレスがあるという単なるサインなのです。 自分では気づかずに 感情的な食事をしているということなのです。 あなたのストレスが、 大きくなっていることのサインです。 あなたのしていること、今の状況が 人生の対処メカニズムを超えているということです。 ストレスになっているということなのです。 参考"Intuitive Eating "by Evelyn Tribole & Elyse Resch お読みくださりありがとうございました。 kindle unlimitedならいつでも

124感情的食事チェック

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  負の感情を埋めるため 1. 肉体的に空腹でなくても、負の感情を感じているときに食事をしていることに気づいている。 負の感情とは、不安、悲しみ、落ち込んでいるなどです。美味しいものを食べると一時的に良い気分になるのは事実です。無意識にやっていないか、気づきがあるかどうか、自分を振り返ってみます。 2. 負の 感情を和らげるために、 実際に、食べ物を使っている。 食べ物に頼らなければ、自分の否定的な感情(不安や悲しみなど)に対処して心地よくなることはできないと感じている。 意識的に、実際に、負の感情を和らげるために、食べることがあります。食べる事で一時的に気分がよくなるので、そのことに頼ってしまいます。食べ物以外の、問題解決を探しきれてない状態です。 孤独感を埋めるため 3. 肉体的に空腹でなくても、孤独を感じる時に、食事をしていることに気づいている 食べる事へ気をそらすことができます。食べ物は孤独を埋める唯一の友達になってくれます。 4. 孤独なとき心地よさを求めて、実際に、意識的に、食べ物を使っている。 それ以外の解決方法を見つけるのが難しいと感じている。 孤独な気持ちを埋めるために、意識的に食べてしまいます。孤独感を感じると、食べ物で気を紛らわせようとするのです。知らず知らずに常習化する場合があります。 ストレス解消のため 5. 肉体的に空腹でなくても、ストレスがたまっていると、食事をしていることに気づいている。 ストレスで食べているという気づきがあるかどうかを見ていきます。自分が気づいているかどうか、無意識に食べ物に向かっていないかどうかです。 6. ストレス解消のために、実際に、食べ物を使っている。それ以外の解決方法を見つけるのが難しいと感じている。 食べ物は、手っ取り早く人を幸せにします。肉体的に空腹でもないのに、それが常習化すると、体も重くなっていきます。ストレスも、体の奥にため込まれていきます。 退屈さを紛らわすため 7. 肉体的に空腹でなくても、退屈しているときに、何かをするためだけに食事をしていることに気づいている なんとなく、テレビの前で食べていないかどうか。退屈な時、暇な時、食べることで、時間や、気分を紛らわしていないか、その気づきがあるかどうかを見ていきます。 8. なんとなく暇なときに、実際に、食べ物を使い、それ以外の解決方法を見つけるの

123 4つの食事スタイル

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あなたは、どんなタイプの食事スタイルか クリーンイーター プロダイエッター 無意識イーター 直感的イーター 1クリーンイーター  健康とフィットネスを重視する人 完璧な食事をしているように見えるが 各食品の小さなこと その体への影響に悩まされている。 農薬、添加物などに厳しかったり 加工食品に厳しい。 運動と食事のルールがあり パーフェクトな栄養などにとらわれる。 体にいいモノ、悪いモノの情報通。 健康オタク。 2プロダイエッター 痩せる事ばかり考えている人 絶え間なくダイエットをしている。 最新のダイエットやダイエット本を試している。 3無意識イーター ながら食いをする人  同時に何か他のことをしながら食べる。 自分が食べていることや、どれだけ食べられているかを 知らないことがよくある。  座って単に食べることは、時間の無駄と思っている。 食べる時間を生産的にしようと 常に別の活動と対になっている。 4直感的イーターを目指そう お腹が空いたら食べる人 生物学的に空腹になったら食べる。 罪悪感やジレンマがなく食べ物の選択をする。 空腹を尊重し、満腹感を尊重し、 食べることの喜びを楽しんでいる。 kindle unlimitedならいつでも無料で読み放題 https://sacchinseven.blogspot.com/p/kindle.html お読みくださりありがとうございました。 にほんブログ村   にほんブログ村

122ダイナマイト爆発食いと罪悪感

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 1 ダイナマイト爆発食い 食事を制限すると、認知のゆがみが生まれます。 この認知のゆがみが罪悪感です。 そして 「the dynamite of  rebound eating  」 といわれるような 爆食いをしてしまうのです。 制限していたものを再び食べるときに ダイナマイトのように爆発的に 食べてしまうということが起きるのです。 食事制限をして食べる ↓ 認知のゆがみが生まれる ↓ 罪悪感となる 制限していたものを ふとしたきっかけで再び食べる時 カチッとそのきっかけが生まれた瞬間に ダイナマイトのように爆発的に食べてしまう という結果になるのです。 これは自己破壊につながる可能性があります。 2 認知のゆがみによる罪悪感がうまれる この、認知のゆがみにより、 自分が決めた「違法な」食品を食べることは、 ほとんどのダイエットしている人にとって 強い罪悪感をもたらします。 3 精神的・肉体的に強い経験となる ダイエットや健康のために 制限して何かの食品を取り除いて食べないことは、 精神的にも肉体的にも、強力な経験となっていきます。 実際に心と体に悪影響を与えるのです。 4 罪悪感は根深く残ってしまう その食事制限の反動は、 精神的にも肉体的にも、 根深く、長期的に残ってしまいます。 5 食べものとの関係を立て直す これは食事の知識で何とかなる問題ではありません。 自分に罪悪感が生まれてしまうような ある特定の食べ物に対する認識を 自分自身の食べるという経験を通して もう一度立て直していくしかないのです。 kindle unlimitedならいつでも無料で読み放題 https://sacchinseven.blogspot.com/p/kindle.html お読みくださりありがとうございました。 にほんブログ村   にほんブログ村

121 4つの空腹

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生物的な空腹 Biological hunger エネルギーとして食べ物が必要だ シンプルに体が食べ物を求めている空腹 本当に食べるべき時は、この時です。食事の時間を、流行りのダイエットに合わせてコントロールするのはやめましょう。 感情的な空腹 Emotional hunger  本当には空腹ではない 食べ物を通して感情的なニーズに応えようとする空腹 寂しい、悲しい、怒り、むなしさなどの感情を埋める空腹 ご褒美などの名目で食べ物で気分を良くしようとする空腹 テレビなど見ながらなんとなく手持ちぶさたの空腹 感情と食べ物には深いつながりがあります。無意識にやっている場合があります。いずれにせよ、常習化しなければ問題はないのですが、気づかずにやってしまいがちなのが感情的食事です。注意が必要です。 味覚的な空腹 Taste Hunger  本当には空腹ではない 目の前に差し出されたデザートが美味しそうに感じる空腹 デパ地下などで匂いや視覚から美味しそうに感じる空腹  食べたことがない美味しそうな食べ物、または、以前食べてとても美味しかったものなど、目の前に差し出された時に、味わいたいという空腹です。現代社会で、日本においては、食べ物が豊富にあります。コンビニ、デパ地下、スーパー、手軽になんでも買うことができます。空腹とは別に、つい食べてしまいがちです。常習化しなければ問題ありません。 実用的な空腹 Practical Hunger  本当には空腹ではない 体にエネルギーを与えるのが良い考えだとわかっているとき スケジュールに合わせた実用的な食事 本当の空腹である、生物的な空腹のときに、食べることができるといいのですが、スケジュールの都合などで、自分の空腹時に食べれるとは限りません。食事の時間が取れないとわかっている時には、前もって少し食べておくなど、実際に体をいたわるための食事です。極度の空腹を避けていきます。 kindle unlimitedならいつでも無料で読み放題 https://sacchinseven.blogspot.com/p/kindle.html お読みくださりありがとうございました。 にほんブログ村   にほんブログ村

120快適ピッタリサイズの服

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未来の理想の体:Future Body 今の自分にピッタリで、快適で心地よい服を着るということが重要です。着れるけど少し痩せたらちょうどよい服や、痩せたら着れるという服を買わないことです。 そういうのを Future Body と言います。未来の理想の体を思い描くあまりに、今現在の自分を大切にするということをないがしろにしているのです。 人は良くも悪くも外見から入ります。目に見えるから、それは当たり前のことです。 ワンサイズ小さめの服を着て満足するのは自分だけなのです。きつそうな服は太って見えます。ここに、自分の思い込みの罠があります。ちょうどよいサイズの服の方が、見た目には痩せて見えるのです。 ダイエット失敗への招待状  体に合わない服はダイエット失敗への招待状だと考えてみてください。 ダイエットに少し成功して、以前着ていたブカブカの服を着ると、こんなにも痩せたと自分は満足するかもしれません。体を隠すようなブカブカの服や、自分が太っていた時の大きすぎる服を着ないようにすることも、体を尊重するという意味で、とても大切です。 未来の理想に合わせた少し小さな服も、キツイと快適ではないため、日常的に着ることができません。または、理想を思い描きすぎた、今着ることができない服も、焦りをもたらします。鏡の中のあなたは輝いていますか。素敵に見えますか。ちょうどよい服を着て自分を素敵にしましょう。 ファッション業界も、一つのダイエット文化のメッセージです。体にフィットするのは、服の仕事です。服に体を合わせるのではないのです。今ここにある体に合わせて服を買います。服を着て快適であることが、非常に重要なことです。 体に感謝をする ダイエットをしている人は、今ここにある自分の体に不満があるからしていることでしょう。そんな時に、自分の体を愛することは、むずかしいかもしれません。ムリに、今の自分の体を愛することをしなくても大丈夫です。まずは、今の自分の体に感謝し、尊重しましょう。 成人の体の細胞数は37兆2000億個と言われています。昔は60兆個の細胞と言われていました。どちらにしても、そのたくさんの細胞が複雑に絡み合って、私たちは生きています。そう思うと、自分の体に感謝すること、自分の体を尊重することは、簡単にできるのではないでしょうか。そして、今ここにある体にちょうどよい、服を着て、心地

119ハッスル文化の跳ね返り

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Backlash Against Hustle Culture 1ハッスル文化とは 人と競争して、または自分自身と競争して より懸命に、より速く、そしてより多くのことを求めていこうとする。 そのことが、私たちをより成功させ、より幸せにするという考え方です。 これは、常にオンになっている文化です。 このカルチャーは非常に危険で 常にオンの状態のサイクルが続くとストレスが生まれます。 このバックラッシュストレスを 軽減していきましょう。 2ハッスル文化の跳ね返りを防ぐ 1日に自分がやるべきことの区切り・終わりを すべてを完了していなくても自分で決めて、宣言しやめます。 パーフェクトを目指しがちな人は 不完全なことに慣れるということにトライしていきます。 常にオンで何かにコミットしている人にとって 休むことは挑戦になるかもしれません。 しかし、開始するために重要なことです。 休むことは充電することです。 チャンスをつかむ準備ができるということなのです。 3実際に何をするか とてもシンプルな方法があります。 普段よりほんの数分早く寝るということです。 5分だけでもいいのです。 変化は非常に小さいので気付かないけれども 1週間後には大きな影響があります。 意識的に、はやく寝るということを 心がけてみましょう。 kindle unlimitedならいつでも無料で読み放題 https://www.amazon.co.jp/dp/B09PYLV6NZ お読みくださりありがとうございました。 にほんブログ村  

118毒となるポジティブ

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  Toxic Positivity 毒となるポジティブとは どんな時でも どんな状態でもポジティブでいようと ポジティブが行き過ぎた状態。 どんな状況下においても 幸せで楽観的な状態でいようとする。 それを過度に一般化しすぎること。 その結果 純粋な感情を否定し ないものとしていまうこと。 You gotta face yourself! 現代社会において 常に元気でいること。 常に前向きな状態であること。 常に明るい気持ちでいること。 それがいかに難しいかを それぞれが味わっている。 そこにある感情は消えない。 リアルな感情がそこにある。 その感情を味わう。 自分に向き合う。 自分の声を聞く。 1 毒となるポジティブ思考 有毒なポジティブ思考とは、どんなに辛く困難な状況であっても、常に前向きな考え方でいようとする、頑なで強い信念と言えます。楽観主義であったり、常にポジティブに物事に立ち向かっていくことは、もちろん、良いことなのですが、それが行き過ぎた状態です。ポジティブ思考が毒となり、成長を妨げたり、自分のネガティブな感情を抑圧することで、心身の負担になっていきます。また、他人と表面的な関係になっていく可能性があります。 2 ポジティブが行き過ぎると毒になる 人生に対してポジティブであることはとても大切な姿勢です。前向きに進むことで、困難を乗り越えることができます。世界をネガティブに捉える人よりも、ポジティブに捉える人の方が、当然の如く、同じ状況でもご機嫌でいられますし、「できない」「無理だ」という弱音を吐くよりも「できる」「絶対に大丈夫だ」と言える精神性は、素晴らしいことです。 ただし、問題は、人生が常にポジティブであるとは限らないということです。様々な困難がやってきます。誰しもが、痛みを伴う感情が湧き起こります。怒り、不安、恐怖、嫉妬など、ネガティブな感情はとても不快ですし、他人にもみせたくないものです。でも、それらのネガティブな感情が出ることを否定したり、無かったことにしてポジティブにポジティブにと突き進むには無理があります。否定的な感情も、素直に感じて受け止める方が健康的です。 毒となるポジティブ思考は、こうしたネガティブな感情が自分の中にわき起こることを認めず、他人に見せないだけではなく、自分の中でも無かったことにして無視してしまいます。それが有毒にな