125感情的食事に対処する1
1 感情的食事の常習化
感情的食事とは
人生で起こる様々な感情に対処する時に
食べ物で気を紛らわせることです。
確かに食べ物は
一時的にあなたを幸せにします。
それは悪いことではないのです。
しかし感情的食事は気づかずに
常習化していくのが問題なのです。
満腹の限界の一口まで食べ、
本当にこれ以上食べ物が肉体的には欲しくなくなっても
精神的には食べ物をまだ求めていて
非常にイライラしたりするのです。
食べている時だけ安心するというパターンに陥ってしまいます。
お腹がいっぱいで、これ以上食べると不快だとわかっています。
でも、食べ物を味わいたいのに、味わえないから不満なのです。
もっと味わいたいと思い、悲しくなっていくのです。
負の感情がわいた時に頼っている食べ物に
今はもう満腹で頼ることができない。
そのことにイラつき
腹立たしい気持ちになっていくのです。
2 感情的食事の引き金はダイエット
直感的食事を試すようになると
食べるということは
エキサイティングではなくなっていきます。
つまり、食事制限をしているときの方が
エキサイティングな食事だったのです。
食べなさ過ぎたり、食べ過ぎたり、
感情の揺れが、そうさせていたのです。
感情的食事の引き金はダイエットそのものなのです。
その感情の揺れをなくしていきます。
静かに、やさしく、対応していきます。
直感的に食べる人であるということを
少しずつ、感じていくのです。
3 感情的食事は奇妙な贈り物
感情的食事。
それは奇妙な贈り物のようなものです。
気づきの贈り物です。
直感的に食べることにトライしている中で
感情的な食事が起きた時
それは失敗ではありません。
食べ過ぎたり、食べなさ過ぎたりすることは
ストレスがあるという単なるサインなのです。
自分では気づかずに
感情的な食事をしているということなのです。
あなたのストレスが、
大きくなっていることのサインです。
あなたのしていること、今の状況が
人生の対処メカニズムを超えているということです。
ストレスになっているということなのです。
参考"Intuitive Eating "by Evelyn Tribole & Elyse Resch
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