87リスペクトユアボディ
Respect Your Body
1 自分を褒める
体のなかであなたが好きなところを見つけて感謝します。短所と長所は背中合わせ。自分が欠点だと思っているところも、あなたにとって、必要な、大切なことかもしれません。今の自分を形作る要素なのですから、愛しく思ってもいいのです。褒めることが簡単にできないとしても、感謝することから始めましょう。細胞が正常に動き、生きているという事だけでも驚きの感謝です。
2 否定的な考えを言い換える
自分の体(または他人の体)を批判していることに気づいたら、それらの考えをそのままにしないことです。それらのコメントを思いやりのある言葉に、積極的に置き換えるようにしてみましょう。
3 自分の体重を測るのをやめる
本当に十分な数字というのはありません。体重に一喜一憂するのは、ストレスを生みます。体重が減った時だけが幸せで、増えたらがっかり。ダイエッターが集まるアプリなど、それが普通になってしまうのですが、おかしいと思いませんか。体重に一日の気分が左右されるなんて、一日一日が、もったいないです。そして目標体重に届くと、今度はそこから、少しでも増えると、気分が悪くなったりしますし、少しでもまた、減らしたい気持ちがでてきて、終わりがありません。わずか100g200gの変化に敏感になって、食べることが恐くなったりするのです。体重を測ることで、あなたがより幸せになることはありません。鏡を見ましょう。鏡で、自分のエネルギーをチェックしましょう。
4 ちょうどよい服を着る
今の自分にぴったりな心地よい服を着ましょう。着れるけど少し痩せたらちょうどよい服や
痩せたら着れるという服を買わないことです。そういう、理想の体に合わせた服を買ったりすることは未来の体(Future Body)を重視していることになります。常に、今、ここにいる自分(Now and Here Body)を意識しましょう。
人は良くも悪くも外見から入ります。目に見えるからそれは当たり前ですよね。ワンサイズ小さめの服を着て満足するのは自分だけなのです。きつそうな服は太って見えます。ここに、自分の思い込みの罠があります。
ちょうどよいサイズの服、ほんの少しだけ余裕のある服の方が、見た目には痩せて見えるのです。しかし、体を隠すような大きすぎるダボダボの服もいけません。
今、ここにある自分の体を尊重し、ちょうどよいサイズの服を着るようにしましょう。快適で気分が良くなる服を選びましょう。体にフィットする服です。きつすぎないことです。体を隠すようなだぶだぶの服もやめましょう。
5 自分を他人と比較するのはやめましょう。
「正しい」という体はないのです。つまり、どうしてあなたの体は「間違っている」と言えるのでしょうか。理想の体を追い求めるのは、メディアの影響が強いと認識しましょう。
6 イベントに合わせたダイエットをしない
大きなイベントの前に、ダイエットをするのはやめましょう。素晴らしい時間を過ごし、永続的な思い出を作ることと、減量とは関係がありません。イベントに合わせたダイエットは、短期間ダイエットとなり、イベントが過ぎると、リバウンド確定ですので、絶対にやめたほうが良いです。ダイエット成功してもしなくても、あなたは大きなイベントで幸せな時間を過ごすことができるのです。
7 マッサージやお風呂など心地よい体の感覚を味わう機会を増やしましょう
泡風呂に入ったり、マッサージを受けたり、心地よくハグしましょう。すべての体は心地よいタッチを求め、それに値します。
8 あなたの空腹を尊重
空腹を感じたら、できる限り食事の時間を作りましょう。空腹のサインは、体からのコミュニケーションです。これを無視すると、空腹感が増して食べ過ぎたりします。または、本当に何を食べたいのか、どれくらい食べるのかさえ、わからなっていきます。
9 あなたの満足感を尊重
食事のペースを落とし、体が実際に食事を楽しむことができるようにします。食事の途中で一時停止して、満腹感のレベルを確認し、食べ物の味がどうなのか、自分に聞いてみましょう。快適に満腹になっているなと感じたら、不快に満腹になる前に食事を止めるのです。これは、体への贈り物です。
10 遺伝子
遺伝子によって、できているあなたの体に現実的になりましょう。すべての体は異なっているのです。健康のため、ダイエットやセルフケアをしている時は、空腹感と満腹感を尊重します。心地よく感じるように、運動や活動をします。すべての体が異なります。一人一人が違うのです。理想的な体重は架空の概念です。
お読みくださりありがとうございました。