106:感情的食事3良いときも悪いときも


1 重要な人生経験と食べ物

クリスマス、年末年始、お祭り、記念日、誕生日のお祝いなど
重要な人生経験を私たちは
ご馳走やお酒など、特別な食べ物で祝います。
そこで、食べ物と感情的なつながりが深まります。
同じように、食べ物を心の傷を癒すために使うと、
食べ物と感情的な絆が強まります。
良いときも悪いときも
食べものと感情的なつながりが深まっていきます。

2 食べものとの関係は一人一人違う

感情と食事には深いつながりがあります。
一人一人の過去の経験によって
一人一人の食べ物に対する感情が違うのです。

  • お祝いしたいときには何を食べる?
  • お祝いしたいときには何を飲む?
  • 食べたら幸せになる食べ物は何?
  • 気持ちが沈んだ時、気持ちを上げようと食べたくなる食べ物は何?

3 少しだけ食べ物は人を幸せにする

確かに食べ物は人を幸せにします。
本の少しの間、気が緩みます。
本の少しの間、気分が変わります。
本の少しだけ。

食べ物で、気持ちを少し温めるのは
決して悪いことではありません。
しかし、忘れないでください。
そのような感情的食事は常習化しやすいのです。

4 感情的食事の常習化を防ぐ

生物的な空腹でないのに
自分の体に食べ物を与え続けると
体調が悪くなったり
太ったりするでしょう。

感情的食事は
何の気なしに、自分の大きな意識なしに
してしまうことがあります。

感情と食事に深いつながりがあるから
やっかいな問題なのです。

感情的食事の常習化を防ぐには
まずは意識することです。
無意識にしていたことを
意識化することです。

5 自分と向き合う

空腹でないときに
食べ物を求めて食べている時
食べ物を食べている時
その食べ物で、何を埋めようとしているのでしょうか。
何を満たそうとしているのでしょうか。
そこに意識を向けてみます。
深い問題が潜んでいるかもしれません。
じっくりと向き合ってみましょう。

心も体も快適に過ごすためには
感情的食事はなるべく遠くへ追いやらないといけません。
心を癒すためには
食べ物以外の別の方法を探す必要があります。


参考"Intuitive Eating "by Evelyn Tribole & Elyse Resch

食べ物は愛
食べ物は心地よい癒し
食べ物はご褒美
食べ物は信頼できる友人
そして、時には
悲しみと孤独を埋める唯一の友人

"Food is love, 
food is comfort, 
food is reward, 
food is a reliable friend. 
And, sometimes, 
food becomes your only friend 
in moments of pain and loneliness."


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