12ボディニュートラルとリゾ:万年ダイエッター卒業



1ボディニュートラル

ボディポジティブティ運動に残された問題
その解決のために生まれた考え方が
ボディニュートラルです。

2ラッパー歌手リゾの声

ボディポジティブのアイコンとして
取り上げられている歌手のリゾが、
ボディポジティブ運動の今の流れに、
声をあげました。

ボディポジティブは
すべての体型の人のための運動だったはずよ。

でも結局、今のトレンドは、中くらいのサイズ
または痩せている人々にむけてのものになってるわ。

ボディポジティブ運動のなかでも、
ビッグサイズと言われている人々は
まだ損な役割だわ。
ビックな体型を辱められたり
茶化されたりし続けている。

そして、もはや
誰もそのことを気にしないのが問題なのよ。

あなたを愛し返してくれない世界の中で
自分を愛するためには自我の目覚めが必要よ。

時代遅れの社会の規範の裏にあるたわごとを
見抜く探知器がものすごくいるの。

もしあなたが今自分を愛しているなら
私はあなたのことを誇りに思う。
愛していなくても誇りに思う。

自分自身でいること。
これはめちゃくちゃ大変なことなんだから。

ボディポジティブの流れが進んでいるけれど、
それでもまだファットシェイミングはなくなってはいません。
リゾのSNSへの中傷についても指摘しています。

ボディシェイミングは
ファットフォビア(肥満恐怖症)で人種差別的。
とても傷つくわ。
肥満への恐怖や
太っている人への嫌悪が
根底にあるのよ。

黒人女性たち、特に太った黒人女性たちに
中傷を繰り返している一定の人々がいる現実よ。
私たちがその人たちの思い通りに行動しないと
ただ私たちに憎しみを向ける。
それはホントに良くないことよ、かっこ悪いわ。

人の意のままに操られたりせずに
自分たちの人生を生きたいと思う人達のため
そして、未来の太った黒人の女性たちのために、
リゾは今、声をあげ続けています。

3体があるからできること

ボディポジティブは、
体の外見のイメージを重視してきました。
どんな体であっても、美しいのだと、
マントラのようにとなえて、
自分を愛していくような運動です。

一方、ボディニュートラルは、
体が、何ができるのかに、焦点を当てていきます。
実際にどう見えるのかより、
体があるからできること、
体の機能などを見て、感謝していくというものです。

たとえば、自分の足に感謝します。
それは、自分を行きたいところへ連れて行ってくれるからです。
愛する人を抱きしめる腕にも感謝できます。
体の様々な機能にも感謝できます。
37兆もの細胞が、働き、私たちは生きています。

ボディニュートラルは、体そのものに、感謝をします。
そのうえで、体をケアしていくのです。
体を大事にするために、ケアをするのです。
無理に、今の自分の体を愛そうとする必要がありません。
今、気に入らなければ、それでもいいのです。
しかし、様々な、体の機能に感謝し、
体をいたわることはできるのです。

4体の外見のジャッジをしない

体の外見のジャッジを自分自身にするのはやめます。
他人の体の外見についても同様です。
どう見えるかより、大切なことに、目を向けていきます。

体の外見について、どのように感じるかは、
それぞれが感じることです。
愛すべきだという考え方を
むりやり自分に課す必要はないのです。
ただ、素晴らしい機能を持つ、
自分の体に感謝をし、日々、自分の体をいたわり、
見守っていくことをしていきます。

5ボディポジティブの変容

ボディポジティブは時間と共に変わっていきました。
ボディポジティブは1960年代の、
ファットアクセプタンス運動が、元になっています。

ボディポジティブの考え方は、
社会から取り残された身体を持つ人々のために作られました。
特に太ったビックサイズの人々、黒人、クィア、
障碍者たちのためのものでした。

しかし、ボディポジティブ運動は、商業化され、
痩せた人々のインフルエンサーによって、
乗っ取られてしまいました。

ボディポジティブの意味は、
とても違ったものになっています。
もし、あなたが、ビッグな体を持ち、
たくさんの汚名を着ているとすればです。

そして、ボディポジティブは、
毒となるポジティブさとも
批評されるようになりました。

ボディポジティブの考え方には、
多くのプレッシャーと期待が、あるのです。

毎日、自分の体を愛する必要はないし、
気に入らないと思える日もあるのです。
どうしても変わりたいと、強く思う日もあるでしょう。

日によって、
自分の体に対する考え方や感情が変わったとしても、
それは当たり前のことでしょう。

6体を受入れる事と開放すること 

ボディニュートラルはボディポジティブより良いのでしょうか?
人々は、どちらからも、恩恵を受けることができます。
人生の中で様々な角度から、
そして違う理由で、受け取ることができます。

ダイエットメンタリティを開放していきます。
新たなステップの方向です。
体の外見上の心配を経験してきた人々にとって。

ボディニュートラルは
すべての人にとって、よい考えです。
摂食障害の人には、もっと大きな助けになっていきます。

体を受入れる事と体を開放すること、
それらを含みながら、
ボディポジティブとボディニュートラルを超え、
私たちは進んでいきます。

7自分にとって価値のあること

ボディニュートラルの実践は、
個人的な旅です。

自分の旅のなかで、今どこにいるのか、
正直に見てみます。
自分がどんなふうに感じるのかをみていきます。

自分の人生で価値のあるものは何でしょう
自分はどこへ向かうのか
自分は何をするのが重要でしょうか

自分の人生で、自分にとって価値のあることをするために、
体がどんなふうに、
自分を助けているのかということに、気づきましょう。

ジャッジせず、中立的に見ていきます。
自分自身が気づくようにしていくのです。

自分の人生において、自分が、
価値があると思うものへ向かっていくとき、
あなたの体ができることすべてについて、
考えていきます。


 
 

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