23自己尊重と自信
1 自己尊重と自信
①self-esteem and self-confidence
食べものと自分の関係がうまくいく。そんなシンプルなことが、自己尊重と自信に深い影響を与えます。たくさんのダイエット情報をうのみにしてダイエットとリバウンドを繰り返すと、自分自身を信じることができなくなっていきます。
自己尊重とは自分が好きで、自分を受け入れること。
- you like yourself
- you accept yourself.
まずは今の自分を大切にすることが最初の一歩になります。
②食べものに対する罪悪感はフードポリスが原因
食事制限と爆食いを繰り返すのは ヨーヨーダイエットといって、健康に悪影響をあたえます。ダイエットに関する余計な知識をもったフードポリスが頭の中にいて、良い食べ物と悪い食べ物に分類します。特定の食べ物に対する罪悪感が生まれるのです。それがもし、あなたの好きな食べ物だったとしたら、つらい状況を作ることになります。自分を信じていいのです。何を食べてもいいのです。
2 直観的食事と瞑想的食事
直観的食事と瞑想的食事をとりいれることで、自分の体の声を聞いて食べることを学ぶことができます。自分を信じること、自己尊重できることに、つながっていきます。
直観的食事
- 自分の体の声を聞いて食べる。
- お腹が空いたら食べる。
- 自分が食べたいものを食べる。
- お腹が満たされたら止める。
瞑想的食事
- 食べものと向き合う。
- 五感を使って食べる。
- 一口一口、味わう。
3 気分アゲアゲフード
Mood-boosting foods
まずは、自分を信じて、自分の体の声を聞いて食べることが大切です。罪悪感で食べ物を食べたりすることがないように、食べ物との関係を幸せにするのが、まず最初にすることです。とはいえ、科学的に証明された、健康に良い食べ物の情報もあります。取り入れていきましょう。
①炭水化物 Carbohydrates
炭水化物はグルコースに分解されます。脳のエネルギーとなります。少ないと、疲れを感じたり、集中力がなくなったりします。
- 茶色の炭水化物、玄米やライ麦パンなど
- 野菜
- フルーツ
②タンパク質 protein
たんぱく質はセロトニン(幸せホルモン)を増やします。
- 肉
- 魚
- 卵
- ローファットチーズ
- 雑穀、種、豆類
③オメガ3脂肪酸 omega-3 fatty acids
気分の低下を防ぎます。
- いわし
- 鮭
- サバ
④ビタミンD vitamin D
脳内物質セロトニンが増えます。幸せホルモンです。
- 卵
- 脂質の多い魚
- ヨーグルト
⑤ ビタミンB vitamin B
落ち込みを防ぐ
- ほうれん草
- ブロッコリー
- 肉
- 乳製品
- 卵
⑥セレニアム selenium
少ないと、気分がすぐれない。
- 鶏の胸肉
- 精製されていない茶色の炭水化物
- オートミール
- 豆類、ナッツ、種など