オルトレキシア Orthorexia「ダイエットやめたら痩せた」
1新タイプの摂食障害
食品の選択に対する不安の高まりとともに
近年出現したオルトレキシア(Orthorexia)と呼ばれる
Orthorexia Nervosa /ˌɔrθəˈrɛksiə nɜrˈvoʊsə/
新しいタイプの摂食障害があります。
これは、健康的な食事をしようとして
あまりにも厳格な
食べ物のルールへの執着を
特徴としています。
健康的な食生活への関心が高まると、
不健康な結果を招くという皮肉な話です。
2オルトレキシアの例
- 野菜を買うときには絶対に有機野菜。
- パンを買うときにはトランス脂肪酸は必ずチェック。
- ショートニングが入っているパンはNG。
- 添加物を常にチェック。
- 白い炭水化物は排除。
- 牛乳は飲まないようにしている。
- デトックスのためジュースクレンズを2週間に1度は行う。
- スーパーフードは毎食欠かさない。
など、自分が狂信的に信じてルールを守ります。
「拒食症」と同じように、
食に関係する強迫神経症の一種です。
自分が考える健康的な食事に
とらわれすぎてしまうことです。
3オルトレキシアの悪影響
- やせすぎてしまう
- 栄養素が偏ってしまうことで栄養不足や体調不良
- 肌荒れなどが起きる
- イライラがつのる
- 家族や親しい人とのトラブル(食べ物の限定による)
オルトレキシアは
「私は誰よりも健康に気をつけている」
「体にいいものを厳選して食べている」
という意識が強いのです。
そのため、
その状態が実は体や心に悪影響を及ぼしている
という自覚が起こりにくくなります。
周囲が“そこまですると体に悪い”と指摘すると
健康意識が低い人と遠ざけ、
自分と同じ意識の人たちを探して
交流を持とうとします。
さらにのめりこんでいくのです。
ダイエットをやめてストレス開放しよう!
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腹式呼吸を習慣化してみよう
- 鼻から息を吸ってお腹を膨らます
- 口から息を吐いてお腹をへこます
- ゆっくりとまずは3回やってみる