マインドフルイーティング効果とダイエット2

 マインドフルイーティング効果とダイエット2

まじめにダイエットに取り組むほどにそれなりの効果はあるけれどルールが多すぎて疲れます。やる気があって節制しても、その後、爆食いしたりします。ダイエットとリバウンドを繰り返しています。マインドフルイーティングって、自由に食べてもいいのですか。

そんな疑問にお答えします。

1 マインドフルイーティングの効果

a.小食になる

味わって食べるので、自然に小食になります。ゆっくりと食べれるようになります。最初から小食にするとか、ゆっくり食べるのが目的ではないのです。あくまでも、五感をつかって味わうということをします。それが一番、重要なことです。その結果、ゆっくりと食事をするようになり、小食になるということです。

b.体重が減る

小食になった結果、体重が減ります。もしくは適正体重になります。理想体重が低すぎる人は、その体重にはなりません。当たり前のことですが、心と体が喜ぶ食べ方を身に着けることは、減量ダイエットとは違うからです。現代人は食べすぎなのです。マインドレスイーティングですね。マインドフルイーティングは経験しながら、練習しないとなかなかうまくいかないかもしれません。今までの自分の食事の癖を治していかないといけないからです。マインドフルイーティングは心の赴くままに好きなだけお腹いっぱい食べる事ではないのです。心と体が求めるものを、静かに食べ物に向き合い、味わうこと。自分にとっての本当の適量を食べることです。しかし、これを身につけると、ストレスがなくなり、「自分はいつも、自分の食べたいものを食べている。食べたいときに食べている。食べたい量を食べている。そして適正体重でいられる」という自信につながります。減量ダイエットで、栄養だとか、カロリーだとか、運動だとか、考えすぎるダイエットと、一生サヨナラできるのです。

c.食べたいものが変わる

味わって食べる時間を増やしていくことで、食べたいものが変わっていきます。忙しい現代人が、時間を使ってゆっくり食べるのですから、本当に自分の心と体が求めているものを食べたくなります。一つの例として、手軽に手に入るスィーツよりも、ケーキ屋さんのケーキや和菓子屋さんの甘味などが食べたくなります。少し手間をかけてお店に行き、お店の人が手間をかけて作ってくれたものが食べたくなるのです。工場生産でなく、そこで作っている食べ物は、手間も時間もお金もかかります。ケーキも今は500円以上しますね。高いでしょうか?お店の人はわずかな利益で、美味しいモノを提供しようとしてくれています。感謝の気持ちがわきますね。お砂糖は常習性があり、たくさん食べるのは良くないかもしれないけれど、本当に甘いモノを食べたいときには、専門店のお菓子を選んで、特別なものとして、感謝して食べたい、そんな気持ちが沸き起こってきます。よく言われるように、工場生産のモノには添加物があるから体に悪いとか、そういう理由からではないのです。マインドフルイーティングで、味わって食べようと思う時には、自然に本物が食べたくなってくるという仕組みです。



2 マインドフルイーティングとは

マインドフルイーティングとは、「今、ここ」に集中して食べるということです。五感を使って食べます。音が聞こえる静かな場所を選ぶ(耳)食べるものを見る(目)匂いを楽しむ(鼻)一口ずつ味わう(舌)食べ物とつながるお皿の感触、カップグラスの感触、フォーク、お箸の感覚(触覚)を大切にします。様々なダイエットカルチャーの知識でがんじがらめの現代人には最初は難しいかもしれません。シンプルに食べ物と自分だけの世界を楽しみましょう。食べ物に真剣に向き合ってみてください。最初は今までのダイエット情報で避けていたものでも、ジャンクフードと言われているもの、甘いモノ、手軽に食べれるものでもなんでもいいのです。自分が食べたいものを用意します。今、ここに集中して、一口一口、味わいます。その時の心が感じる事、心の変化に注目してください。メモや日記をつけると新しい発見に気づきやすくなります。カロリーや栄養のバランスのメモとは違います。自分の食べたいものをまず食べましょう。そして、その食べ物を食べているとき、心に浮かぶこと、思い出、なんでも良いのです。メモを残してみましょう。これは、実際に行動して、経験しないと、得られない感覚です。必ず、行動してみましょう。

3 マインドフルネスのための瞑想

20分の瞑想を習慣化してみてください。「今、ここ」に集中するのです。タイマーをかけて、呼吸に集中します。難しく考えずに、腹式呼吸を使い、ただ、呼吸に集中する20分を作ります。やっていると、自然に、雑念が浮かびます。しかし、それに気づいたら、また呼吸に集中します。腹式呼吸も、慣れないとわからないかもしれません。最初はイメージだけでよいのです。鼻から息を吸ってお腹がふくらむ。口から息を吐いてお腹をへこます。シンプルに、まずは始めてみてください。ブリザリアンといって空気、水、太陽の光で生きている人もいるらしいですね。それは極端な例ですが、瞑想は、体の中にエネルギーが満ちる感覚を味わうことができます。

ハーバード・メディカルスクールの合同研究チームが2011年に発表した研究によると、8週間の瞑想により、脳は海馬(hippocampus)の部分の灰白質(gray matter)密度が高まっていることがわかったそうです。脳のこの部分は記憶や自己意識、同情心、考察などの活動に関係しているといわれています。

様々なダイエット情報を捨てて
食べ物と向き合う生活
始めてみませんか。

ではまた。



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