終わらないダイエットはフードポリスのせい
終わらないダイエットはフードポリスのせい
フードポリス(食べ物警察)はあなたの頭の中にいます。あなたの頭の中に住み着いて、普段の生活の中に現れて、食事の選択であなたを支配する。そのせいで、シンプルに食べるということを楽しめなくなる。
良い食べ物、悪い食べ物と分類する。カロリーの低い食べ物。食べようとするすべてのモノをジャッジする。食べ物に対して罪悪感をもたらす。それがフードポリス。
生まれたときはそうではなかった。子供の時もそうではなかったはずなのです。テレビ、雑誌、メディアの情報、友達や家族のアドバイスの声。そういうダイエットカルチャーで、フードポリスは育ち、あなたの頭の中に住み着いたのです。
例えばこんな声
- 夜8時以降は食べない。
- 昨日クッキーを食べたから、今日は食べない。
- お腹が空いてるけれど、夕食までは何も食べるべきではない。
- このベーグルは食べたらダメ、炭水化物とりすぎだから。
- ご飯を食べすぎたから、運動しなくては。
- お昼にサンドイッチ食べたから、夕食は炭水化物ぬきにしなければ。
- 赤みの肉ではなく鶏肉を食べないといけない。
もともとは健康のためだったのかもしれない。しかし、ルールが多すぎて、普通に、楽しんで食べる事が、できなくなっているのです。健康のためのフードチョイスをしたと、自分では思っている。しかし、あなたは頭で食べている。フードポリスが頭の中にいる。時に、罪悪感、そして全体を通して、満足感のない食事をすることになってしまうのです。
フードポリスとサヨナラする方法
1 観察ノートを書く
カロリー計算、栄養バランス、食事日記をつけていた人は、それをやめる。計算しない。それよりも、食べ物に対する自分の感じ方をメモする。食べる前の自分の感じ方、食べた後の自分の感じ方をメモする。どれくらいお腹が空いているのか、満たされたのか、気分、何かを無性に食べたいときの気持ち、自分のエネルギー、自分がその食べ物に感じていること、どんなふうにジャッジしてきたのか。
2 プロセスを楽しむ
直観的食事を本当の意味でできるようになるには、時間がかかります。一歩ずつ進んでいく。そのプロセスを楽しむことが重要になります。すぐに結果を求めない。結果にフォーカスしない。チャレンジし続ける。学び続ける。そのことに集中する。小さな成功に注目する。それを積み重ねて、食べ物と良い関係を作っていく。
3 ポジティブなアファメーションを使う
良い食べ物もないし、悪い食べ物もないのです。フードポリス(食べ物警察)とサヨナラして、食べることをシンプルに楽しみましょう。
I am so grateful for this wonderful food.
I am learning to trust myself with food.
This is a process, and I am doing great.