お酒の天才的な誘惑の罠から抜け出そう
お酒をやめたい人や
ソーバーキュリアスになりたい人や
そうなりたい自分自身にむけて
書いています。
大げさな表現があるかもしれません。
自分がお酒をやめたい気持ちが強いので
どうしても、そういう書き方に
なってしまいます。
アレンカーさんの禁酒の本を読んでいます。
かなり影響を受けています。
お酒の天才的な罠にはまりやすい私たち
お酒をやめる時には、次の二つの面が影響します。
心:メンタル面
体:フィジカル面
禁酒をすると、体はそれなりに適応していきます。
こちらの方は、体が慣れていって
そんなに問題はないのです。
ただ、残るのは、メンタル面です。
お酒をやめて、惨めな気持ちになったり
犠牲を払ってるような気持ちが残ります。
お酒に対する渇望は残ったままなのです。
だから、数か月、禁酒して
うまくいっていたとしても
ちょっとしたはずみで
簡単に、また
飲み始めたりしてしまうのです。
メンタル面は
ギャンブル依存症と同じです。
「幸せ」をもとめます。
しかし、ギャンブルやアルコールで得られる幸せは
一時的なモノです。
一時的な解放感
一時的なリラックス効果
一時的な幸せ
一時的な安心感
一時的な苦しみからの解放
しかしこれらが、なんとも心地よく
そこから抜け出せなくなってしまうのです。
依存に気づかないアルコール常飲者たち
ほとんどのアルコール常飲者たちは
自分はコントロールできていると信じています。
お酒を飲むことを楽しんでいると思っているのです。
テレビ・CM・有名人などからくるアルコールの
作られたイメージも問題です。
- クールなモノ
- 楽しいモノ
- 洗練されたもの
- インテリジェントなもの(知的)
のように、扱われており
本当のお酒のダメージや悪影響は、
隠されているのです。
飲み過ぎたり深酒すると
吐き気がしたり、実際に吐いたりしますよね。
それは、アルコールが毒だからです。
しかし、
アルコールによって得られる幸せ
(幻・一時的なもの)をもとめて
お酒を飲み続けてしまうのです。
クールで、楽しくて、洗練されていて
人生に幸せを呼び込むお酒が(思い込み)
まさか毒だとは、思いもしないのです。
試しに
1日、休肝日をつくるとか
3日、禁酒するとか
1週間、禁酒するとか
やってみると、わかります。
毎日毎日、
習慣の様に飲んでいた人は
お酒に対する精神的な渇望が強くなったり
肉体的にも、のど越しの心地よさなどを
もとめる気持ちが出るかもしれません。
やめることが、我慢だとか
意志の力に頼っていて
1日ならなんとかできるけど
禁酒は無理って思うかもしれません。
その状態は
まさに、お酒にコントロールされている状態です。
1週間はお酒を飲まないとか
1か月は飲まないとか
簡単に、するっとできるのであれば
お酒をコントロールできると言えるかもしれません。
飲まない日を作ることが
意志の力を必要としたり
我慢したり、苦痛を伴うのであれば
それは、立派な
アルコール依存だと、認識したほうがいいでしょう。
飲めば飲むほど
もっともっと飲みたくなる。
もっともっとストレスが深まる。
もっともっと心配が深まる。
深みにはまっていく。
さらにアルコールの量が増える。
さらに飲酒の頻度が増える。
私たちは、
アルコールにコントロールされてしまいます。
アルコールの罠にハマってしまうのです。
やめるのにはただ一つ、シンプルです。
飲まないということ。
そして、
その場から飛び立ち、離れるということ。
ただ、それだけなのです。
適量・適度はないのです。
私たちは、アルコールをコントロールできません。
アルコールが私たちをコントロールするのです。
そのことに、気づかないとならないのです。
お酒が飲みたい気分にならずに
禁酒生活が続いています。
いつまで続くか謎ですが
今のところは、いい感じ。
このまま続けていけたらいいな。
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