肥満はホルモンが原因:Why You're Cutting Calories but NOT Losing Weight by Jason Fung



肥満はホルモンが原因

肥満の根本的な原因はホルモンで、カロリーの問題ではない。
Obesity is actually a hormonal problem not a caloric problem.


Body fat ≠Calories In-Calories out

肥満は、
カロリーインとカロリーアウトの
問題だと考えられてきました。

ですから、食べるカロリーを制限して
体に入れる少なくしたり
運動してカロリーを外に出すことが
一般的なダイエット方法でした。

しかし、カロリーインとカロリーアウトの
単純な問題ではないのです。
肥満は、カロリーの問題ではなく
ホルモンの問題なのです。

食べると、血糖値があがり
それを体の中のエネルギーに変える(貯蔵する)ために
インスリンが高くなります。
貯蔵庫に糖または脂肪として溜めます。

カロリー制限の例

低カロリーダイエットや
低脂肪ダイエットなどで
普段2000カロリーとる人が
1500カロリーに減らしたとします。
しかし食事の回数は同じままです。
間食を含め4回から5回としましょう。

計算上では、体重は減るはずです。
しかし、4回から5回、または数回食べるとすると
食べるたびに、インスリンは高くなり
インスリンレベルが高いままとなります。

カロリーをさらに減らしたとしても
食べる回数が増えれば
インスリンは高レベルを維持します。

インスリンレベルが高いと脂肪燃焼を妨げます。
代謝が2000から1500になり、体の脂肪は燃えません。

断食の例

断続的断食を取り入れて食事を1回から2回にします。
カロリーは同じ1500とします。

すると、食べない時間ができるため
インスリンレベルが低くなっていきます。

インスリンレベルが低いと
脂肪燃焼も上がり代謝が2000となり
体の貯蔵庫の脂肪を500燃やすことになります。

これがホルモン(インスリン)が関係する
減量の仕組みとなります。

インスリンレベルを下げる

インスリンが高くなる食べ物は、炭水化物です。
ですから、糖質制限も、一時的には体重が減るでしょう。
しかし、どんな食べ物でも、
食べたら、インスリンレベルが上がります。

インスリンレベルを低くするには
食べない時間を作ること、断食がいいのです。
食事の回数を減らすのがいいです。

断食という強い言葉にとらわれないようにしましょう。
間食を含め、何度も食事をしていた人は
食事回数を減らすといいのです。
食べない時間を作ることなのです。

補足

ファン医師のおっしゃることを
自分自身もわかるように
簡単に説明してみました。
ファン医師は
図で説明していますので
英語学習者は
英字幕で見ると、さらにわかりやすいと思います。

また、ファン医師は
断食をしたからといって
食事の時間に
何でもかんでも
たくさん食べてもいいとは言ってません。

まるで断食などしてなかったように
普通に、適度に
できれば、健康的な
ホールフードを中心に食べることを
勧めています。

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