13ダイエットカルチャーの根深い3つの問題



ダイエットカルチャーの根深い3つの問題

  1. ファットフォビア脂肪恐怖症:fat phobia
  2. ボディシェイミング:body shame
  3. 自己切断:self-disconnection 
ダイエットカルチャーは、非常にずる賢いのです。 
ウェルネス、ライフスタイル、または健康を装って
次々と、新しいダイエットが出てきます。

そのダイエットが新しいものであれ、なんであれ、 
ダイエットが持っている問題をそのまま持っています。

ダイエット文化から抜け出すためには、
まず、それを認識できることが重要です。 
気づきを通してのみ、意味のある変化が起こるのです。

1ファットフォビア

肥満恐怖症とは
太っていることや太っている人への
病的なほどの嫌悪を持つ人や考えのことです。

メディアの影響が大きいです。
スキニー文化の影響で、
そのような理想的な体型にならなければという
強迫観念のようなものが生まれ、
摂食障害につながっていく可能性があります。

太りたくない強い気持ちが、
ダイエットメンタリティを増強させていきます。
自分では気づかずに、
万年ダイエッターとなっていくのです。

2ボディ・シェイミング

人の外見や体型について
馬鹿にしたり批判をしたりして
屈辱を与えることです。

また、身体や外見に対して
個人の物差しで判断や評価をすることも含まれます。
「背が低い/高い」
「太りすぎ/痩せすぎ」
「鼻が高い/低い」などなど。

様々な種類があり、
その対象も他人に対してだけでなく
自分自身に対しても存在しています。
 
ボディ・シェイミングの原因は、
ネットやテレビによって
「理想的」な体型のイメージや
非現実的な美しさの価値観を
植え付けられていることにあります。

私たちは、他人や自分が
その美の基準に合っていないと、
無意識に批判したり
意見を言ってしまうのです。

相手から意見を求められていない場合には、
ただその相手に屈辱的な思いをさせるだけなので、
ボディシェイミングになります。

「どんな体型だろうが
どんな外見をしていようが、
それは恥ずべきことではなく、
ありのままの自分を受け入れ、
その多様性が評価されるべき」
ボディ・シェイミングへの反対運動が
欧米を中心に、ますます活発になっています。

3自己切断

ダイエットや健康ルールを重視するあまりに、
体の声を聞かなくなっていくということです。

次々と新しいダイエットにトライしていくのも、
自分自身の声を聞くことをしないからです。

ダイエットをすればするほどに、
悪影響がでて、
自分の声を聞いて食べたり運動したりすることが
怖く感じ、
常にルールを求めてしまいます。

自分自身の心と体の声を聞くという、
シンプルなことができなくなっているのです。

ご視聴ありがとうございます。

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