図解DAY4:ながら食いしない:WEEK1適量食べる

 

A ながら食いしない

1スマホ・テレビ禁止

本を読んでいると本に意識が向き、
テレビを見ているとテレビに意識が向き、
スマホを操作しているとスマホに意識が向きます。

時間を効率よく使いたいため、
ながら食いをしている人も多いでしょう。
しかし、食べる事と別のことに注意が向くため、
味やおいしさが感じにくくなっていきます。

いつの間に食べたのか、わからないうちに、
お皿の上のモノをすべて
平らげていたりします。

味やおいしさが半減、
あるいはそれ以下になります。

どんなに美味しいご馳走も、
ながら食いをしていると
味さえわからないままに食べてしまいます。

動画やSNSを観たり、
仕事をしながらの食事はできるだけ避けましょう。

食事をする際には、
周りに気が散るものを置くのは禁物です。

食べ物と自分だけです。
食べ物に向き合って食事をしましょう。

食べることにすべての集中力を向けることで、
精神的にも肉体的にも、
食べ物からの恩恵を受けることができます。

ながら食いは、
無意識に食べ物を食べてしまい、
おいしさを半減させます。

食生活を豊かにしたいなら
「ながら食い」には注意しましょう。

2テーブルで食べる

ソファやベッドで食事をしてしまう人も
いるかもしれませんが、
テーブルに姿勢よく座って
食べるようにしましょう。

今から食事をするというように、
自分自身が意識できるからです。
テーブルに座って食べることで、
より自分の空腹感や満腹感を感じやすくなります。

そして、空腹なのか満腹なのかを
自分がしっかりと感じることで、
効率的に栄養を摂取をすることができます。


3食事フィーリング日記

「食事フィーリング日記」とは、
摂取カロリーを計算したり、
ダイエットのために何を食べたかを
書くのではありません。

どのような食べ物を口にして、
どう感じたかを書いていきます。

どの食べ物を食べると快調になるのか。
または不調になるのか。
食べ物をチョイスしたときの感情はどうか。
食べたときの感情はどうか。
美味しく感じて食べているか。
体がどう反応しているのか、
調子がよいのか、心地よいのか。

食べ物と自分の関係を知ることができます。
味わって楽しく食べることができるための、
気づきの日記になることでしょう。

「早食い」「ながら食い」をやめて、
食事を楽しみましょう。
ひと口ひと口味わって
「美味しい・嬉しい・楽しい」
と感じることが大切です。

食べる時間をゆっくりと作り楽しむ、
そんな感覚を増やしていきましょう。

4意識的にながら食いをやめてみる

ながら食いは、
時間を有効に使う点では
効果的に思えるかもしれません。
しかし、
食生活を豊かにする点では
悪影響しかありません。

食事以外のことに注意が向いているため、
腹八分目になっても気づきにくく、
食べすぎる傾向があります。
満腹感を得にくいのです。
その結果、肥満を招く恐れがあり、
健康にも悪影響です。

ながら食いをしない機会は、
意識的に作りましょう。
仕事に終われ、
忙しい日々を送っている人もいるでしょう。
多忙の日々を送っている人の場合、
ながら食いにならざるを得ないこともあるはずです。

そうした場合「週末だけ」「夜だけ」でもいいので、
食べることだけに集中する時間を作ってみましょう。
毎回の食事が難しくても、
時々であればできるはずです。
意識的に、
食事だけに集中する時間を作っていきます。


B ながら食いと早食いの悪影響

1よく噛まずに食べる

ながら食いをすると、
無意識に早食いになってしまいます。
食べ物をよく噛まないで飲み込む、
ということをしてしまいます。

咀嚼は、食べ物を消化しやすいように細かく砕きます。
よく噛むことで、
唾液という消化液と食べ物を混ぜているのです。
それが十分に行なわれないと
胃腸への大きな負担がかかります。

2胃腸に負担をかける

咀嚼されていない食べ物が
次から次へと胃に送り込まれてくると、
消化するために、
胃の働きがオーバーワークになってしまいます。

胃腸が食べ物をうまく消化・吸収できないのです。
その結果、胃に疲れが溜まっていってしまいます。

胃腸の疲れは、
全身の疲れにつながっていきます。
いつでも胃腸に
気持ちよく働いてもらえるような
食べ方を心がけましょう。

3食べすぎる

よく噛んでゆっくりと食べ物を味わうという
途中経過を飛び越えて、
「満腹になる」「完食する」まで
とにかく食べ物を口へと運んでしまいます。
食べ過ぎるのです。

血糖値が上がり満腹感を得る前に、
どんどん食べてしまうので、
あっという間にお腹がパンパン、
ということになります。

食べすぎは胃に負担をかけるとともに、
肥満の原因になります。
ながら食いをすると、
無意識に早食いになりやすく、
食べ過ぎにつながっていきます。

「ついご飯をかきこんでしまう」
「人より、かなり食べ終えるのが早い」
「食後に胃がもたれることがある」
「膨満感が気になるほどにお腹が張る」
という認識があるなら、
無意識のうちに早食いになっているかもしれません。

4交感神経とながら食い

消化器系の働きを
コントロールしているのは副交感神経ですが、
これはリラックスしているときでないと、
うまく働きません。

一方、視覚を使って情報を集めたり、
頭を使って理解しようとしたりするときに
働くのは交感神経。

この2つの自律神経は、
シーソーのように、
一方の働きが高まればもう一方は低くなる、
というバランスを保っています。

ですから、食べながら頭を働かせると、
交感神経の働きが高まってしまうので、
消化器系の働きが弱まってしまいます。

理想的なのは、
食事中は食べることに集中、
そしてできれば「食休め(食後30分ほどの休憩)」
をとることです。
本や漫画、テレビやスマホといった
視覚情報はシャットアウトして、
副交感神経を働かせてあげましょう。



💗💗💗💗💗
お読みいただき、ありがとうございました。




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