断食への懸念:断続的断食25



1断食への懸念

  • 断食すると筋肉が落ちる
  • 脳が機能するにはブドウ糖が必要だ
  • 断食はあなたを飢餓モードにする
  • 断食は基礎代謝を低下させる
  • 断食は極度の空腹感でひもじい
  • 断食すると過食を引き起こす
  • 断食は体から栄養素を奪う
  • 断食は低血糖を引き起こす
  • それはただ単にクレイジーだ
もしこれらの懸念が真実だとすると
人間は生き延びてこれなかったはずです。
食べものにありつけない時も
人々は生き延びてきて、今日があります。

2筋肉は減少するか

筋肉組織の破壊は
体脂肪の非常に低いレベル(約4%)
で発生します。
脂肪があるうちは
最初に燃えるのは脂肪ですので
筋肉が失われることを
心配する必要がありません。

3脳にはブドウ糖が必要か

人間の脳は長期の飢餓状態時には
ケトンを主要な燃料源として使用できます。
骨格筋などのたんぱく質の保存を
可能にします。

4基礎代謝が低下するか

「断食は、基礎代謝を下げて
私たちをシャットダウンさせてしまう」
このことが真実であれば
人間は生き延びてこれなかったはずです。

事実、毎日のカロリー制限は
代謝の低下につながります。
だから、食物摂取がゼロになると、
代謝の低下が拡大するのではないかと
人々は恐れます。
しかし、実際には、違うのです。

食物を食べている時は
エネルギーを食物から得ていますが
食物摂取がゼロになると(断食すると)
カラダはエネルギーの取り込みを
体の中に貯蔵している脂肪から得るように
切り替えるのです。

5断食が過食を引き起こすか

断食が過食を引き起こす可能性について
よく言われています。
実際に、一日断食後の食事カロリーは増える
という研究もあります。

3食とオヤツを食べるような飽食から
単に1日断食しただけでは
空腹のあまり食べ物に執着して
食べ過ぎてしまうかもしれないことは
だいたい想像がつきます。

しかし、断食期間が長くなるにつれて
食欲が減っていく傾向がみられています。

断食している時の方が
少食を続けている時に比べて
幸福感や活力がわいたという
経験からの感想も多いそうです。

ほとんどの低カロリーダイエット者が経験する
絶え間ない空腹、脱力感などとは全く反対のことが
断食期間が長くなると起こります。
断食と幸福感 が関連していたという
ミネソタでの研究もあります。
軽い陶酔感(a mild euphoria)
と表現する人もいました。

6食べない時間を作る

現代人は食べ過ぎが原因で、
太ったり、体調不良になったり、
病気になったりしています。
生活の中に、自分に合った、断食を
少し取り入れてみてはいかがでしょうか。

断食という言葉を聞くと
なんだか、飢餓を想像し
本当に健康にいいのかどうか
脅威に感じることもあるかと思います。
しかし、ほんの少し、
食べない時間を意識して
心地よい空腹を楽しむというイメージで
自分の体調に合わせて
始めてみるといいでしょう。


参考
The Obesity Code: Unlocking the Secrets of Weight Loss (Why Intermittent Fasting Is the Key to Controlling Your Weight) (The Code Series, 1)








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