141食べ物警察
1 食べ物警察
フードポリスはあなた自身の頭の中にいます。ダイエット情報があなたの頭の中にこびりついているのです。何かを食べるたびに口出ししてくる存在がフードポリスです。
例えば「炭水化物はダメ、脂っこい食べ物はダメ、果物のとりすぎもダメ、デザートはダメ、オメガ3はとらなければ、野菜をもっと食べなければ、栄養バランスを考えなければ、カロリーコントロールしないと」などなど、キリがないほどの、たくさんの決まりがあなたの頭の中にありませんか?
体の声を聞いて、シンプルに食べるだけで自分にとっての適正体重になることができます。直感的食事と言います。一生続けられます。食べ物と自分の良い関係を作ることができます。自分を信じて食べ物を食べるだけ。自己肯定感が生まれ、いつも満足した状態でいられます。
2 食べ物警察の声がする
例:状況
あなたは今
ビュッフェスタイルのパーティにいます。
夕食まえの時間帯です。
夕食は家族と食べる予定です。
目の前にごちそうが並んでいます。
あなたは普段
ダイエットしています。
又は健康のために食事を節制しています。
栄養バランス、カロリーなど計算し
運動も取り入れ
ヘルシーな食事生活に取り組んでいます。
例:食べ物警察の声
- 何を食べるか、ほんとに注意したほうがいいよ。
- すべてがダイエットには悪そうだよ。
- 前菜は食べないほうがいい。
- 炭水化物は食べないほうがいい。
- 味付けの濃いもの、油ぽいものはなるべく避けたほうがいい。
- たくさんの豊富なデザートに誘惑されるから 気を付けて!
3 食べ物警察の特徴と問題点
- 食べ物を良いものと悪いものに分ける。
- 罪悪感や食べ物の心配を引き起こす。
- 一つ一つの食べ物をジャッジする。
- ダイエット文化からぬけだせなくさせる。
- 体の声を聞くのを遠ざける。
4 食べ物警察vs.直感的食事
食べ物警察
- 食べ物に対して厳しいルールがある
- ダイエットに悪い食べ物を排除する
- 耳障りな心の中の批判で自分をがんじがらめにする
- 良い食べ物と悪い食べ物に分ける
- 食べ物をジャッジする
- カロリー計算と栄養バランスだけを考えた食事をする
- 心と体の声を聞かない
- 罪悪感と心配がいつもある
- ストレスがある
- リバウンドする
直感的食事
- 食べ物に対してルールがない
- 食べ物は心と体に栄養をあたえる
- 自分をはぐくみ自由にする
- 中立的なフードチョイス
- 食べ物をジャッジしない
- 健康と栄養と満足感が得られる食事をする
- 心と体の声を聞く
- 満足感と自己肯定がある
- ストレスがない
- 適正体重になる