129無脂肪・低脂肪の罠
1 The fat-free trap
無脂肪(ファットフリー)チーズあるいは低脂肪(ローファット)チーズ
無脂肪ヨーグルトあるいは低脂肪ヨーグルト
無脂肪アイスクリームあるいは低脂肪アイスクリーム
さまざまな無脂肪食品・低脂肪食品
たくさんたくさん、スーパーに並んでいます。
ついうっかり、買ってしまいますね。
何の気なしに無脂肪の罠にかかってしまいます。
2 無脂肪は食べても太らない?
最も大きな問題の1つは、
「無脂肪だから、好きなだけ食べることができる、たくさん食べても大丈夫」
という考え方になってしまっているということです。
この考え方は、
それが過食につながる可能性があります。
心地よい満腹で食事をやめるということをおざなりにして
無脂肪だからたくさん食べても大丈夫という考え方で
ひとつの摂食障害につながっていきます。
自分の体の声を聞くことをやめるのです。
それはあなたの体から不協和音がなり始めます。
健康の為にやっていると自分が思っているので
その不協和音に気づきにくくなっていくのです。
3 食べ過ぎと栄養不足
自分はヘルシーなものを食べているという感覚があり
食べ過ぎても問題ないというように考えやすいのです。
健康の為にやっているという意識があるので
食べ過ぎによる不調に気づかないということが起こっていきます。
そしてまた、
無脂肪食品、または低脂肪食品を選択していく食事は
栄養的に弱い食事になっていく可能性もあります。
4 実際に食べ比べ満足度を知る
試しに、ヨーグルトや牛乳などで
無脂肪や低脂肪のものと普通のものを
比べて食べたり飲んだりしてみてください。
本物の食べ物を食べたとき
美味しいと自分が感じて
それがより満足のいくものだと自分が感じると
満腹感と満足感を感じることができ、
結局は、食べる量がはるかに少なくなっていくのです。
5 補助として控えめに使う
健康的な食事の補助として、
無脂肪食品や低脂肪食品を食べることには何の問題もありません。
しかし、100%脂肪を含まない食品を食べているからといって、
食事が健康的であるとは限りません。
いつもいつも
無脂肪・低脂肪の食品を選ばなくてもいいのです。
同じようにカロリーオフや低カロリーな加工食品にも
気を付けていきましょう。
なるべく本物を食べて満足感を得ましょう。
参考"Intuitive Eating "by Evelyn Tribole & Elyse Resch
お読みくださりありがとうございました。
kindle unlimitedならいつでも無料で読み放題