DAY27:ダイエット食品をやめる:WEEK4バランス
1カロリーゼロ・低カロリー食品
カロリーはゼロかもしれないが、砂糖の甘さの代役を担っているのは人工甘味料。人工的に作り出した甘味成分です。
私たちの体は、甘味を感じると血糖値を上げるというメカニズムが備わっているにも関わらず、人工甘味料は甘味を感じても血糖値が上昇しない。それが積み重なっていくと、血糖値のをコントロールに関わるインシュリン感受性も悪くなり、最悪の場合は糖尿病を引き起こしやすくなる可能性があります。
カロリーオフにするために加工した食品はなるべく避けるようにしましょう。本物の少量、食べたり飲んだりして、味わい楽しむようにしていきましょう。
2低糖質食品
糖質がOFFだからといって脂質やカロリーもOFFされているとは限りません。流通している商品は「美味しい」ことが大前提。そのためには糖と脂が必須で、その片方の糖を制限する代わりに多くの脂質が含まれています。
菓子類や飲料、麺、パン、ご飯までも糖質オフ商品を見かけます。もともとの含有量がそこまで多くない商品なのに、わざわざ表示されているものもあります。例えば「糖質50%OFF」と表示されている商品の栄養成分表示を見てみると、糖質量がわずか5gなんてこともあるのです。
誇張された表示を見てヘルシーな食事をしていると思い込んで、実は、太りやすくなる食生活になっている可能性もあります。長い目で見ると、「本物を適量食べる」ように心がけるのが一番良いです。
3置き換えはリバウンドしやすい
デトックスなどと称して、ダイエット飲料やダイエット食品で、置き換えダイエットをしているときは、体がダイエット期間中のカロリーで生活できるようになっていきます。ダイエット中の体内は、体の消費がよくなり、エネルギーの吸収率もよくなっています。ダイエット終了、または中止して、普通に食事をとるとカロリーオーバーになり、体への吸収もよくなっているので、脂肪が蓄積され太ってしまいます。これがリバウンドです。ダイエット前よりかなり太ってしまったという方も多いです。これは一番のデメリットかもしれません。制限すると、必ずリバウンドします。特に置き換え食は、食べるものが、普段の生活と、まるで違うものになりますから、短期間の減量はできるでしょう。達成感を味わうと、太ったら、これをすればいいと、間違った考え方になっていきます。短期間に減った体重というものは、筋肉と水分です。しかし、リバウンドが待っていますので、絶対にやめましょう。
4ダイエット食品はコストがかかる
ダイエットのための特別な食品は、コストもかかります。表示タイトルに、惑わさなれないようにしましょう。一般的な普通の食品を、少食、または適量食べるようにするのが一番良いです。以下のモノは避けるようにしましょう。時に食べることがあったとしても、常習化しないようにしましょう。
- 糖質オフ・カロリーオフの乳製品や飲料
- 糖質オフ・カロリーオフの麺類
- 糖質オフ・カロリーオフのスィーツ類
- 糖質オフ・カロリーオフのマヨネーズなど調味料
5低カロリー・低糖質にこだわり過ぎないこと
例えば、なんでも、おからを入れた料理を食べるなど、極端にしすぎないようにしましょう。おから本来の味や食感が好きで食べる分には問題ありません。しかし、低糖質・低カロリー目的で、ダイエット用に特別なものを作って食べる生活が習慣化されると、それ以外のものを食べる時に、ストレスがかかります。例えば、おからパンをいつも食べている人が、バターたっぷりの食パンや、クロワッサンなど食べる時。おからお好み焼きばかり食べている人が、本物のお好み焼きを食べる時などです。自分が作った、おから入りの食べ物は、太らないと信じ込んで、食べ過ぎる傾向にもなっていきます。本物を少量食べるというスタイルにしていくほうが、心も体も軽くなっていきます。
6今までの食生活を極端に変えない
早く結果を出そうと極端に食事の量を減らさないようにしましょう。また、量は食べたとしても、低カロリーのもの、低糖質なものだけ食べるような、ダイエット目的の食事は禁物です。代謝を下げてしまったり、体調不良のもとになります。今までの食事習慣・バランスがあまりにも悪かった場合は、少しは知識が必要です。食事習慣を変えていく必要はあります。
しかし、自分の好きな食べたいものを食べるのをやめるのは大変なことです。食べたいものを適量、少量食べながら、少しずつ、健康な食事スタイルにしていくように心がけます。食べ過ぎで太るのですから、食べ過ぎないだけで、適正体重になっていきます。ヘルシーなものを、お腹いっぱい食べるという考え方を捨てることです。食べたい食べ物を、少量・適量食べるという考え方にシフトしていきましょう。食べ過ぎが太る原因です。
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