図解62:免疫力アップ2:リズムよく嚙む
1噛むということ
- 噛むことで唾液を出す
- 噛むと唾液の中のIgAが多くなる
- IgAは免疫ミサイル
免疫物質のIgAは、インフルエンザなど重症化しやすい病気の発症を予防しています。口内に侵入してきた病原体は、IgAがくっつくことで無力化されます。細菌だけではなくウイルスにもはたらきかけるため、風邪やインフルエンザなどウイルス性の病気の発症を防ぐのです。
しかし、日常的なストレスなど、些細なことでIgAの数は減ってしまいます。口内や目、腸など体のあらゆる粘膜部分ではたらくIgA。まずは、よく噛むことで、IgAを増やしていきましょう。
2リズムが大事
- 噛むリズムは自律神経を整える
- メトロノームを見て音を聞くだけでも自律神経が整う
3健康に良い食べ物より「噛む」
- 噛まないと胃や腸にストレスがかかる
- 満腹中枢にとどくまで時間をかける
- 血糖値の急上昇をふせぐ
よく噛んで食べると、食事がゆっくりになっていきます。ゆっくり食べると、「ああ、もう満腹だなあ」と脳が感じる時、食べ過ぎていない状態なのです。自分にとっての、適量で、食事を済ますことができます。しっかり噛むことで、胃や腸に優しくできるのです。臓器を酷使しなくて済みます。食べ物が体に入る、一口で、しっかりと咀嚼して、体の中に入れていきます。
また、やせるため、または健康のための、食材選びをするよりも、よく噛んで、唾液を出すことが大事です。デトックスのための食べ物や、栄養バランスを整えるような食べ物選びをやるよりも、自分が満足する食べ物をチョイスして、しっかり咀嚼して食べることが、一番良いのです。
参考
あなたを守るかむリズム
小林弘幸著
💗💗💗💗💗
お読みいただき、ありがとうございました。