図解DAY8:お酒を飲まない:WEEK2健康になる



1肝臓が元気になる

肝臓は様々なエネルギーを貯めておく、体の冷蔵庫のような存在です。栄養が不足すると、肝臓から糖質などの栄養素が補給されます。肝臓には素晴らしい自己再生力があります。しかし、その力にも限界はあります。禁酒をすれば、肝臓が休むことができます。アルコール分解のため、肝臓が必死に頑張らなくてもいいのです。

お酒を飲むと、肝臓はアルコール分解に力を注いでしまいます。その他の解毒や脂肪の分解にまで手が回らなくなってしまうのです。結果、脂肪がたまりやすくなり、太ってしまうというわけです。

肝臓に脂肪が蓄積されていくと、中性脂肪が肝臓にたまる脂肪肝になり、さらにひどくなると肝硬変にもなりますので要注意です。禁酒をすると肝臓脂肪が平均15%、人によっては約20%も減ることが分かったという研究もあります。



2睡眠の質が上がる

お酒で寝つきが良くなることもあるでしょう。しかし、実際は睡眠時間が短くなり、睡眠の質が低下して、活力が減退するケースがほとんどです。これは寝酒をすると、深夜に体が“マイクロ覚醒”してしまうからです。それに本人が気付くことはないけれど、マイクロ覚醒は熟睡を妨げます。寝ついてからは深い眠りの時間が減って、急速眼球運動(レム睡眠)の時間が長くなります。

問題は、体が質の低い睡眠に慣れていることです。だから、まずはシラフの状態で寝ることに慣れる必要があります。ほぼ毎日飲んでいたという人は、1週目ほどで、睡眠パターンが少し変わったり、眠れなくなったりするかもしれません。しかし、禁酒によって睡眠の質は必ず良くなっていきます。

アルコールによって悪化するいびきなどの睡眠障害も、禁酒によって改善します。睡眠の質は高くなります。その結果、活力が増し、アクティブな生活が送れるようになっていきます。

睡眠しても、お酒を飲んでいれば、アルコール分解で肝臓をフル回転させ、エネルギーを使い続けているため、体はまったく休めません。睡眠の質を上げたいと思うなら、お酒を摂取しないというのはとても重要なことです。


3肌が元気に美しくなる

肌は、肝臓と深い関係があります。代謝と解毒を肝臓が行いますので、アルコール分解で肝臓が疲れてしまうと肌のターンオーバーが乱れ、肌トラブルが生じてきます。逆に、禁酒で肝臓を健康に保てば、美肌も保ちやすいということになります。

肝臓が悪くなると、血液中のタンパク質が減少するため、むくみやすくなることもあります。むくみは体重増加の原因のひとつですので、禁酒で肝臓を健康に保つことは、見た目にも大きく関わってきます。肌の乾燥も、よく見られる副作用です。

禁酒して1カ月もすれば、体のビタミンAの吸収能力が高くなり、細胞のターンオーバーが促進されます。肌の赤みやざらつきが減ってきて、肌に透明感とツヤが出てきます。肌が驚くほど若々しく健康的になっていきます。
 

4摂取カロリーが抑えられる

ついゴクゴクと飲んでしまうお酒ですが、意外とカロリーが高いです。データで見ると、100mlあたりビールが約43.3kcal、コーラが約37.5kcalと言われているので、コーラ以上にカロリーがあります。つまり、お菓子を食べているのと一緒です。銘柄によって異なりますが、焼酎は約140kcal、日本酒は約105kcalと、いずれも高カロリーであることがわかります。お酒は飲まないだけで、カロリー摂取を抑えられるのです。

5満腹中枢がきちんと機能する

アルコールを摂取すると、満腹中枢が麻痺します。通常は食事で満たされれば、「お腹はいっぱいになっている」と脳がサインを出しますが、麻痺すると食べすぎたり、味覚が鈍くなったりします。そのため、お酒を飲むと、濃い味が食べたくなったり、さらに高カロリーの食事を摂ってしまうのです。


6水分が体に保持される

アルコールには利尿作用があるので、摂取すると腎臓で作られる尿の量が増加します。これが体を脱水状態にします。体内にアルコールがない状態で、運動中に水をたくさん飲んでいると、水分が保持されやすくなります。その結果、血行が良くなって、栄養と酸素が筋肉に届きやすくなるのです。活力が増していくと、ダラダラ過ごすことが減ります。長時間のウォーキングやジムもおっくうではなくなっていきます。

7メンタルヘルスの向上

アルコールは、ストレス、不安、うつといったメンタルヘルスの問題に対処する目的で摂取する人が多いです。カクテルを2~3杯飲めば、一瞬でリラックスできるかもしれないけれど、翌朝は不安に襲われるのがオチです。通常の頭痛や吐き気に、気分の落ち込みや不安が伴い、二日酔いが非常に苦しくなることもあります。アルコールの過剰摂取は、数々のメンタルヘルス疾患の症状を悪化させ、気分の落ち込みや不安をもたらします。つまり、お酒を断てば、ちょっとのことで動揺することが減り、気分が安定するということになっていきます。

8時間ができる

お酒を飲むと、少なくとも3時間はダラダラしてしまいます。何か、新しいことを勉強するとして、1日3時間、およそ1年ほどで、プロの入り口に行けると言われています。しらふの時間が増えることで、なんでもやることができます。時間が足りなかったのは、お酒のせいだったかもしれません。

そして、禁酒により睡眠パターンが正常に戻ると、グリコーゲンをためる体の能力が向上します。グリコーゲンは持久力と集中力の向上に必要な燃料源です。集中力が増していくのです。時間ができ、集中力がますと、自分のやりたいことは、なんでも始めて、続けていけるような気がしませんか。

9代謝がよくなる

禁酒が続いていると、トレーニングの質が向上し、自分が立てたフィットネスの目標を達成するのが楽になっていきます。ボディメイクも自然に、楽しく、ラクラクできるようになっていくでしょう。また、持久力がつき、糖質をエネルギーに変える体の能力が高くなるので、代謝が良くなり、筋肉の回復も早くなります。

10がんのリスクが減少する

アルコールも少量であれば、ワインのようにポリフェノールを摂取できるといったメリットもあります。とはいえ、やはり毎日毎日、アルコールを摂取すると、一般的に、がんのリスクを高めてしまいます。特に、大腸がんにはなりやすくなります。女性は13人に1人がかかり、死亡数の第1位と日本医師会でも発表されています。







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お酒が飲みたい気分にならずに
禁酒生活が続いています。
いつまで続くか謎ですが
今のところは、いい感じ。
このまま続けていけたらいいな。
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